手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター詩吟  今日は20名参加でした

2015-10-20 18:55:36 | 詩吟関係
 今日は朝から降ったりやんだりの嫌な天気でした。これじゃ参加者が少なくなるかといつものように心配していた。

 ところが、なんと20名でした。

 老人福祉センターは60歳以上の区民しか使用できません。各種の講座が開催されていてどの講座も多くの方が参加しています。とりわけカラオケとダンスは大盛況のようです。そんな中で詩吟は一番人気が低い講座だと思います。

 此の福祉センターが開所してもう25年くらいになるはずです。その時から詩吟の講師を引き受けて今日に至っています。講座が始まったころは30名くらい参加することが珍しくなかったのです。それが団塊の世代が主流になってから詩吟を希望する方が少なくなりました。

 そんな中でも現在までこの講座を維持出来ていることを自分では誇りに思います。60代から90代までの方がとても楽しいといってきてくれるのです。詩吟人口が減少している中、ポツリポツリでも新しい方が来てくれて居ます。今日も新しい方が1名来ていました。

 この頃、かなり皆様の吟力も向上していて楽しい。受講料はかからず、出席も強制されない自由なのです。それでもこれだけの方が来てくれるのは、この講座の雰囲気が良くて、楽しいのだと思います。詩吟は礼に始まり礼に終わるといい、厳しく道を説く指導者が多いと思う。だが道を説かなくても、道を自然に守ってくれる集団だってある。そして楽しんでくれるのです。

 先日の文化祭で私たちの流派と違う会の発表を見ました。新しい詩吟の流れに乗らないということなのでしょうか、今は伴奏テープもあるしコンダクターもあるのに使わずおまけに詩文を忘れたときの対応も考えないで出演し、たどたどしい吟をしていた。ひどかっのは途中詩文を忘れて立ち尽くしている、それに救いの手も出さない。寂しいつらい吟でした。是じゃ詩吟の愛好家が減るのも当たり前という感じだった。とやかく言うことではないけれど、人に見てもらうにはそれ相当の努力をしなければならないと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手稲第一教場 詩吟 | トップ | 肺気腫という病気   見た... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

詩吟関係」カテゴリの最新記事