手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

日本人であることの誇り?

2016-01-28 20:15:31 | 随想
 特別研究したわけでないし、ただ感じるままに書くから何言っているのと笑われるかもしれない。

 今でも国旗に誇りを持たず、国歌さえも歌わない方がたくさんいる。日本人で日本人であることに誇りを持てない人がたくさんいる。こんな批判をすると右翼といわれそうだ。これだけ豊かな国で、国民がこんな有様というのもおかしな話だと思う。

 中国や韓国からの半日反動に、もっと毅然として日本人だと胸を張ることができないのだろうか。

 明治維新で一気に世界の列強の仲間入りしたみたいだけれど、とても理解のできないところがある。

 此のちっぽけな日本が大国ロシヤと戦った日露戦争。ロシヤの極東進出を食い止めなければ、日本も危なくなる。そんな中でロシヤの侵攻を食い止めるために起こした戦争だと思うが、その戦費は多分英米から出されていたのだと思う。いわば、英米の代理戦争をしたのだと思う。しかし、勝利したことが日本を思い上がらせていた。そして、列強並みに侵略を始めた。

 これを快く思わない列強の圧力がかかり始めた。日本の侵略をやめさせなければならない、その包囲作戦が始まった。そんな中で、はじけたのが太平洋戦争だったようにおもう。これは、日露戦争が全面戦争になる前にロシヤが降伏して終わったように、アメリカの太平洋艦隊を一気につぶせば、アメリカも手を上げるだろうなどと考えていたのかもしれない。普通に考えたら勝てる戦争でない。しかし、戦争に入った。入らざるを得ない状況に追い込まれていたといえる。

 結果として負けるべくして負けて、新しい民主国家になることができた。これは喜ばしいことだ。維新以来の軍国主義国家から脱却てきたのだ。そして、瞬く間に経済大国へと進化を遂げた。此の、敗戦から今日の日本への転換は世界に誇ってもよい。生まれ変わった日本に誇りを持って良いはずだ。しかし、私自身もやっていないけれど、国旗を掲揚しない。持っていないのだ。

 なぜなのだろう。あの戦争の象徴だから・・・あの戦争は負けた。しかし、生まれ変わった日本の国が日本の国旗として認めたもので、世界も認めている国旗なのだ。

 国民が国旗を尊重しないということは、自分が国民であることを恥じているようなものだ。日本が果たしてきた後進国援助などはものすごいものになる。そんな日本になっているのだ。世界の鑑のようなことをしている。

 ただ、国内政治は国力に見合った豊かさに欠ける。どこか私たちの見えないところで、大きなひずみがあるのだと思う。そのことと国を愛することは別問題でだと思う。むしろ、国旗に誇りを持ち、日本人であることを誇る姿勢が、困難を克服する道になると思うのだが・・・。
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