手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

温暖化を止めることはでくない

2009-10-21 16:36:06 | 随想

 温暖化の原因が温暖化物質(CO2)の放出によるものといわれ、その対策が世界的な問題となっている。

 先進国はかなりの程度抑えることのできる技術が進んでいて、昔のように黒煙をもくもくという工場は見られなくなっている。黒煙を吐いた列車はなくなり、自動車の性能向上とともに、CO2の放出も抑制されてきている。

 しかし、これらの努力も、たとえば航空機の排出量と比較すると、なんとも微々たるものに思える。軍備の増強に見合うだけの排出量を、削減することはほとんど無理だと思う。さらに、後進国の近代化には、多くのエネルギーが必要だし、生活が向上すればまた車の需要も伸びる。

 だからといって野放しにできない現実があって、世界規模で運動は展開されている。でも、とても温暖化を止めることは難しく、少しでも遅らせる役に立てばという感じだ。

 温暖化の所為だと思う。気象状況が、想定外の現象をもたらしている。

 この数年、北海道は台風に見舞われていない。季節は確かに動いている。しかし、どこかおかしい。今年の夏は、真夏日なんてなく、海水浴のできるような日は札幌には来なかった。台風は日本に来ても北海道の真ん中に進んでこない。太平洋岸をかすめるような形にほとんどなっている。

 雨の降り方もおかしい。降るところには大雨をもたらし、洪水被害が続出している。異常気象と感じることが本当に多い。

 CO2の問題が出るたびに、旅客機、戦闘機などの放出量を思うし、中国などの工場の黒煙を思い浮かべ、われわれの努力の限界を感じたりする。だけどやらなければならない・・・果たしてどんなことになるのだろう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北大中央通りの紅葉まだでした | トップ | 10月22日(木) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

随想」カテゴリの最新記事