魚の食べ方・・・とても下手なのです

　　山育ちで、魚といえばヤマメとか雨鱒くらいで、海の魚はめったに口に入らなかった。ヤマメなどは１０センチくらいのものなら焼いて頭から骨ごと食べることができた。海の魚が食べられるようになっても、骨が気になり、またハラスのあたりが骨も多いし、何か内臓の近くなので気持ちが悪い感じがしてきれいに食べられないのです。

　家内は利尻の出身なので、魚の食べ方はとても上手です。いつも自分の食べたのと比べて「なんてきたない食べ方なの、」といわれ続けてきている。

　最近行っているカラオケ店で、軽食が出るのです。そのおかずに鮭の切り身が必ず出されるのです。私は皮を残し、骨のついた部分の肉をきれいに食べずに終わらせます。先日隣に座っていた人から「なんてもったいない食べ方をするの、私のを見てごらん」といわれた。端の方に骨が数本重なっていて、あと何も残っていない。「皮がおいしいのですよ」といわれた。皮がおいしいという話はよく聞いているけれど、食べる気にならないでいました。出されている鮭は薄く切られているので、皮も少ししか残りません。言われるままに食べてきました。

　北京ダックも皮が売り物なのですね。皮は栄養もあるしおいしいものなのかもしれません。どうも食べつけていないのですが、これからは心して食べるようにしてみようかと思う。