手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

健幸くらぶ  詩吟

2017-09-20 19:17:42 | 詩吟関係

 今日全員参加。といっても5名です。

 今日は最初に「月夜舟行・・月夜三叉江に舟を泛ぶ」をやり、次に「夜墨水を下る」をやりました。隅田川での月見、舟を泛べての月見の詩です。"碧天に向かって玉笛を吹かんと欲すれば・・・"どんな舟に乗って、何人くらいで楽しんでいるのでしょう。月見の酒をいただきながら笛を吹こうとしている。ちょっとキザな感じもするけれどこんな風流を楽しむのは素敵ですね。

「金龍 山畔」のところで、これは「金龍山畔」と四字の熟語だけれど「金竜 山畔」と分けて吟ずることについて、原詩を訓読するにあたり、漢詩のリズムを出来るだけ大切にする訓読をしていて、吟に当たってもそのリズム感を大切にするための読み方であることを説明してあげました。ついでに定型詩は奇数であることを和歌俳句を引き合いにしながら、漢詩の構成についてはなし、定型詩はリズム感を大切にしていて、奇数になることにより余情が深まることを話してあげました。従って漢詩の中での三字塾語、四字熟語は、熟語を区切ったほうが漢詩のリズムに近い吟じ方になるのだということを話してみました。

 後半は手稲文化祭に出演する吟題の稽古をして終わりました。

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