手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

平和教場  指導の一端

2013-10-26 18:59:41 | 詩吟関係
一週間ぶりの平和教場。何時もと同じ時間に出発。一週間で景色が一転していた。一週間前は秋色に染まりかけていた山々や路肩の樹木がすっかり紅葉と成っていた。
 このように風景を楽しめるのが平和教場行きの楽しみの一つです。

 教室今日は5名でした。何時ものとおりの稽古。新人のSさん新人なりの苦労を続けています。気持ちをもう少し前に出してくれるといいのですが、少し弱い。

 後半は西支部の集いの吟の稽古を一通りやり、手稲年忘れ芸能祭の稽古をして終わりました。

 こんな場面がありました。西行法師の和歌「道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそたちどまりつれ」を吟じた方への質問。「この歌の中に強調表現があるけれどどれですか」 返事は「こそ」の指摘だった。「こそ・・・つれ」という係り結びの強調法を指摘するのは難しいし、詩吟でそこまでやる必要は無い。ただこの強調にこめられる意味合いの理解はさせたいものだ。

 「しばしとて立ち止まりつれ」の意味が「ほんのすこしと立ち止まったのだが・・」となることを話し、それで?という質問を用意していたいものです。
コメント
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