私の趣味遍歴 ダンス

６０歳の後半に入ってから社交ダンスに挑戦した。大学時代にダンスホールにしばらく行ったこともあったので、すぐ出来るかと思って挑戦したのです。
　どんな教室があるのか、また教室によって教え方が違うのも余り気にせずに、たまたま勧められた教室に入った。

　社交ダンスというのは、スポーツに入ると思った。最初にキューバンルンバを教えられたが、覚えが悪いのか，教え方が下手なのかとにかくさっぱり判らないで汗だけ流し続ける有様だった。そして何とかルンバ・ワルツが何とか踊れるようになった頃に教室が崩壊してしまった。

　その後、仲間だけで楽しむサークルを作って遊んでいた。その仲間の中では、上手なうちにはいるかと思っていた、だが、ダンスパーティに行ったら、同じ仲間の人としか踊れないのです。まず、ほかの先生の指導と私たちの先生の指導に違いがあり、私たちの先生のフォーメーションは、一般的でなく通用しない。ルンバも北海道バージョンが一般的で、私たちの習ったとおりで踊ると女性がついてこれないのです。

　十年ほど続けたけれど、運動をしただけで、踊れると人に言えるほどにはなれなかった。教室でほぼ覚えたのが、ルンバとワルツとタンゴで、クイック、スローは習わないで終わった。最後は肺気腫が進んで、タンゴを踊ると、フロアの半分も行かないうちに息が切れて踊れなくなるようになり諦めた。今でもルンバならそれ相当に踊れるように思うけれど、どうだろう。覚え初めの頃はつらかったが今思うと楽しかった。一緒に入って、頑張った佐藤安幸さんは亡くなってしまった。
　

「すずらん」の生命力!!!

　もう３０年も前に、一鉢の「すずらん」を買ってきた。花が終わって花畑の隅におろしておいた。ところが、凄い勢いで増えて、あたりを侵食する。そしてこの「すずらん」は、あまり花が目立たないのです。それで全部抜いて処理したつもりでいたら、別の処に顔を出して、それも片付けたはずなのに亦顔を出す。折角だから写真に一枚撮ってみた。写真のほうが、本物より立派な花に見える。