昨日、「嶺蒼会25周年記念の集い」が全日空ホテルで開催され、私も招待されて出席してきました。
13時から始まり、17時少し前に終了、17時10分から懇親会でした。
さすがに素晴らしい会でした。
特に驚いたことは、筝曲の岩本雅悠美先生が幕開けの演奏だけでなく、詩吟の伴奏もされたということです。
以前に先生から詩吟の伴奏をしてみたいという話を聞き、一度本気で一緒してみたい気持ちは持っていたのですが、岡内先生に先を越されました。普通、詩吟の伴奏では尺八と一緒で、尺八がメロディを追い、琴は間奏で色合いを深める形で使われることが多いのです。コンダクターでも琴の音で伴奏することが出来る。ただコンダクターで琴の音にすると、音がキンキンして、吟の邪魔になる。
合吟の伴奏をなさったのですが、入りが難しそうでした。前奏から、吟に入るその切り替の音をどう弾きこなすかがやはり難しそうでした。その点での工夫が必要かなと思いながら聞いていました。後はどのように流し、どう際立たせるかなのでしょう。
詩舞の菊池鶴翠先生と古沢鶴踊先生がいらっしゃっているのも驚きました。この先生は、寿流ということで北海道に詩舞を普及され、その後事情があって鶴双流となったのですが、詩舞では大先生です。家内もお世話になり、確か準師範までいただいているのです。宴会の終るとき、一寸家内を知っているか尋ねてみましたら覚えていてくださいました。
後でわかりましたが、日本吟剣詩舞総連盟に北海道から岡内先生は毎年一緒して吟をつけたりしている仲だったのです。
今回の懇親会の隣の席は新田希響先生でした。歳が同じだということには驚きました。結構いろいろな事をなさっているようで、ダンスを砂子スクールでやっているとのこと、私たちのダンスのことを話したら、新年から顔を出してくれるという話になりました。
こんな機会で無ければ、いろいろな方と知り合いになかなかなないもので、今回も何人か初めてお話できとても嬉しく思いました。