高千穂から高森に行く途中、いつも気になっていた神社にようやく行って来ました。神社の名前は「草部吉見神社」。日本三大下り宮として有名だそうです。
なお、下り宮とは社殿が鳥居よりも下にある神社の事で、非常に珍しく、宮崎県日南市の鵜戸(うど)神宮、群馬県の貫前(ぬきさき)神社、熊本県高森町の「草部吉見(くさかべよしみ)神社」の3社だけだそうです。
祭神は、神武天皇が大和を平定し橿原に都を開いた後にお生まれになったご長男の「日子八井命」、なお、神武天皇は天皇に即位される前、日向に居たころに既に2人の子供がおられたそうで、順番から言えば第3皇子だとも言われているそうですが、この神社では長男としてお祀りしているとの事です。(神社のパンフレットより)
本殿が下に見えます。
最初の階段が約60段、次が約70段、合計約130段ありました。
本殿です。
不老長寿の水を少し飲んでみました。若返ったような気になりました。
「日子八井命」が退治したという大蛇でしょうか? 「日子八井命」に切りきざまれた大蛇は血を流しながら逃げ息絶えたそうです。ちなみにその地を「血引き原(ちひきばる)」というそうです。(神社のパンフレットより)
「日子八井命」は、大蛇が住んでいた池の水を東の谷に流し池を埋め立て宮居を建てられ、屋根や壁を草で葺かれたそうです。その故事から地名を草壁といい後に草部と改められたそうです。(神社のパンフレットより)
幹回りが8m位はあろうかと思われる「ご神木」の杉。幹回りは鬼の目山の巨大天然杉と同じ位かやや大きいと思われました。
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