3月21日は生憎の雨、楽しみにしていた「椿堂」主催の尻付山登山は中止、代わりに椿堂の講堂で護摩供養と秘仏の公開がありました。護摩木に願い事を書いて燃やすことで願い事が叶えられるそうです。私も護摩木を一本頂いて願い事を書かせてもらいました。
椿堂、中国からの修業を終えて日本に帰ってこられた弘法大使が宇佐神宮に滞在されていた頃に、この寺を訪れたそうです。その時に持っていた椿の木の杖を地面に突き刺したところやがて枝が出て椿の木になったそうです。それからこの寺は「椿堂」と呼ばれるようになったそうです。しかし、当時の椿の木は枯れてしまったそうです。
軒下には、願い事が叶った人が納めた髪の毛やギブスが下げてありました。
これは当日見せていただいた秘仏ではありません。弘法大使が右を向いていますが、これは「高野山にいても京都の人たちを見守っていますよ。」ということで右を向いているそうです。右を向いている弘法大使像はこの寺の物も含めて日本に3体あるそうです。 ※弘法大使が右を向いている理由は、京都は高野山から見て右に位置するからだそうです。
当日登山する場合に身に着ける巡拝服、初めての参加者には「椿堂」さんから無料で頂くことが出来ました。勿論、心ばかりの「お布施」はさせて頂きました。
巡拝服とは別に、昼食用のアンパン・ミカンと椿堂から湧き出ている「ご心霊水」を無料で頂きました。
来年も春の彼岸の中日に登山があるそうですので、興味のある方は、椿堂(0978-53-4418)までお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。なお、椿堂の拝観料は無料です。
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