行縢探検倶楽部

延岡市にある行縢山(むかばきやま)を気楽に楽しんでいる皆さんの情報交換の場ですのでお気軽に書き込みください

夜神楽

2014-01-12 14:46:49 | Weblog

日之影町の大人地区で、1月11日夕方から1月12日午前中まで、岩井川神社の例大祭である夜神楽が「歌舞伎の館」でありました。 以前の職場の先輩が定年で郷里の大人に帰られた時から毎年見物に出かけています。 

大人地区は、公民館長さんのお話によると、世帯数は80弱、人口は200人に満たないような小さな集落だと言われていました。 このような小さな集落に、正月の夜神楽と秋の農村歌舞伎といった2つの大きな行事が地区総出で行われています。 最近は「NPO法人 中山間地帯もりあげ隊」の方々の手伝いもあるようです。

夜神楽を舞われた方たちは、昨年の11月1日から毎晩練習をして今日の日に臨んだそうです。 本当に頭が下がります。 小学生や中学生たちも後継者として練習に励んでいるようでした。 山間の小さな集落の方々の心意気を感じた夜神楽見物でした。

接待でいただいた「にしめ」や「油味噌」「漬物」「なます」、夜食の「うどん」、翌朝の「朝ごはん」、本当に美味しかったです。 御馳走様でした。 少ないお初穂で気の毒な気もしました。 (fuka) 

 

1月12日、「歌舞伎の館」後方からのご来光です。 今年は駐車場が舗装され綺麗になっていました。 ゆったりとした設計でした。

 

遠慮なく接待を受けました。

 

夜の11時頃に舞われた「座張」、激しい踊りです。 観客も一体になって楽しんでいます。

 

「にらめっこ」しましょう!

 

さあ今度は誰のところに行こうかな?

 

来たぁ~

 

ああ疲れた!

 

八幡様の舞

 

鐘の打ち方も難しいんですね。 強すぎても行けないし、弱すぎてもいけない。 この紐、私が農作業で使っているものと同じです。

 

沖逢と言う舞、高天原の真名井の滝の水を降ろす舞。 2人で御幣を持って回転したり走り回ったりととてもハードな舞です。

 

 

 

足の所作も気になります。 細やかな動きだという事が分かりました。

 

会場の風景、12日昼前になると会場は満員でした。

 

うずめの命、神楽の起源となる舞です。

 

柴引、戸取、ここの神楽のクライマックスです。 非常に荒々しい舞です。 前方に座っている、若くて(?)綺麗な女性のところにはよくお邪魔するようです。 赤ちゃんも抱き上げられて泣いていました。 舞い手と観客が一体になっています。 

 

 

 

やっと、天照大神が岩屋から出て来ました。

 

奉仕者も観客も神主さんの号令で「2礼2拍手1礼」、 会場に下りて来ておられた神様もまた元の天空の世界へお帰りになりました。  皆さんお疲れ様でした。 お世話になりました。 ありがとうございました。 来年もまた必ず見に来ます。 

 

 


鏡開き

2014-01-12 14:31:20 | Weblog

1月11日は鏡開き、正月に備えた鏡餅を床の間から降ろしてきてぜんざいの中に入れて食べました。 現在は電子レンジと言う便利なものがあるから固い餅も楽々と柔らかくすることが出来ますね。 子供の頃は鏡餅を小さく割って焼いていたような記憶があります。 (fuka)