高千穂町上野(かみの)の玄武山、山名の由来は9合目位に碑文がありますがよく読めません。 が、北方を守る神獣のことを「玄武」と言いますから、恐らく遠い昔、高千穂郷の北の守りの山ではなかったのでしょうか? 高松塚古墳・キトラ古墳にも、北方面に「玄武」の神獣の絵が描かれているそうです。 奈良の西大寺に行った時に、「玄武」という神獣の絵を見たのとその説明文からそのように思った次第です。山の名前の由来を考えるとまた登山の楽しみも増えますね。
2月26日は快晴、風も無くポカポカ陽気、絶好の登山日和でした。 竜泉寺から頂上まで行き、下りは地図を見ながら赤川権現の方に下山する周回コースを楽しんで来ました。 本日は9合目までです。
(fuka)
奈良西大寺の境内にある「玄武」像
高千穂ののどかな景色を見ながら登山口を目指します。 紅梅・白梅・猫柳、冬枯れのクヌギ林、棚田の石垣、みんな素晴らしいですね。
15分も歩くと登山口に着きます。 あまり目立たない遠慮がちな標識がいいですね。
尾根に取り付くまでの杉林の道は結構急勾配です。 5.5合目まで来るとご覧の通り素晴らしい眺めです。 人を見下(みくだ)すのはよくありませんが、高い所から下界を見下(みお)ろすのは気持ちいいですね。
途中、真っ二つに割れている大きな石がありました。
山の由来が彫ってあるのですが読み取れません。かすかに「南無」という文字は読み取れました。