運動不足なので明後日の農作業が待ち遠しくてならない。趣味と実益、それに運動不足の解消と一仕事3役なのも嬉しい。近くの白木山に登れば更に効果が上がることだろう。しかし、この季節には冬眠前の気が荒くなった熊が出没すると聞いているし、この数年というもの、山登りがどれほどの運動量になるのか想像ができないくらい持久力がらみの運動から遠ざかってきたので、1000m級の白木山登りにはからっきし自信がない。山麓で畑を耕す程度で十分じゃないかと思っている。
早朝4時に目が覚めた。新聞に目を通しても面白い記事はない。一週間ほどまえから『日本の名著 富永仲基 石田梅岩』を読んでいる。ふたりは江戸享保時代の町人学者で、私は特に富永仲基の方に注目している。昨日、一気に加藤周一による解説『江戸思想の可能性と現実』を読み終えた。今朝は、富永仲基(1715~1746)の短編「翁の文」を読んだ。仲基は日本の儒教・仏教・神道の在り方について示唆に富んだ持論を展開している。