まっすぐに歩こうとしているのに体が右側に流れてゆく。足の筋肉には異常がない。救急治療室に運び込まれた私の病名は「熱中症」だった。体中の血液が過度の水分不足に陥っているから血管に直接水分を補給していると担当の医師が伝えた。血圧が高いので脳をやられていないか確認するための2種類の検査を済ませてからCTスキャンもとったが所見なし。点滴が済んだら帰宅してよいといわれた。
発症する2日前にどしゃ降りにやられ、前日は33度を超える炎天下にで4時間ばかり市内を歩き回った。しかも、6月は仕事と講習で1日も休んでいない。1週間ほど休養したらめまいはとれた。