旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

改め『大学』

2011年01月27日 22時44分58秒 | Weblog
「大学」 第1章 金谷治 訳注

『わが身をよく修めようとした人は、それに先立ってまず、一身の中心である自分の心を正した。自分の心を正そうとした人は、それに先立ってまず、心の中心である自分の意念(思い)を誠実にした。自分の意念を誠実にしようとした人は、それに先立ってまず、意念の本である自分の知能を(道徳的判断)を十分におしきわめた。知能をおしきわめて明晰にするには、ものごとについて善悪を確かめることだ。』

再び『大学』

2011年01月27日 22時28分46秒 | Weblog
「大学」 第1章 金谷治 訳注

『踏み止まるべきところがはっきりわかってこそしっかり落ちつくということになり、しっかり落ち着いてこそものごとに動揺しないで平静であることができ、平静であってこそ安らかになることができ、安らかであってこそものごとを正しく考えることができ、正しく考えてこそ最高善にとどまるという目標も達成できるのだ。
ものごとには根本と末端とがあり、また始めと終わりとがある。そのことをわきまえて、何を先にして何を後にすべきかということがわかうなら、それでほぼ正しい道を得たことになるのである。』