Dollar Hill Race 15K、カテゴリーM60(+60才)では本気で勝つ気で臨んだのだが、結果的にはM60でも半分以下は確実のようなので、言い訳を書きたいと思う。
当日の気温は25℃で、こちらでは”Scorching:焼け焦げるような”(Burningよりも上:妻によると)と表現されるほどで、私としては風もあったのでかなり寒かったのだが、一緒に走った義理の息子(Ultra Raceも走る)は”暑すぎるので、全然だめそう”と泣き言を言い、実際スタートから私がかなり先行して、追いつかれたのは最後のピークを超えて5Kmのロングダウンヒルに入った後だったので、前にも書いたが、登りはかなり健闘していたと思う。
このスプリットタイムでも分かるように、登りは当初の計画通りの速度で、8Km辺りまでは昨年のカテゴリー優勝タイム2時間2分を大幅に上回る1時間55分ペースを実現していたのだが・・・
やはり下りの速度がかなり遅い事が上のデータから分かる。
速い人と比較するとやはり半分以下のスピード。
速い人達は”何でこんなスピードで駆け下りて大丈夫なのか?”と理解出来ないくらい速い。
着地した部分に隠れたうさぎの巣穴でもあったら、確実に足首をひねると思うし、草で滑る場合もあるし、ちょっとした石ころでも踏んづけてバランスを崩して転倒も考えられるのだが、実際にはそんなシーンを見たことは無い。
一方私は今回は運良く転ばなかったが、ヒヤッとする場面も4,5回はあった。
さて、今回最も悔やまれるのが、試走した際にしっかり確認して、注意すべき箇所の一番!と認識していた場所で痛恨の大ぽかをやらかしたことだ。
当日の気温は25℃で、こちらでは”Scorching:焼け焦げるような”(Burningよりも上:妻によると)と表現されるほどで、私としては風もあったのでかなり寒かったのだが、一緒に走った義理の息子(Ultra Raceも走る)は”暑すぎるので、全然だめそう”と泣き言を言い、実際スタートから私がかなり先行して、追いつかれたのは最後のピークを超えて5Kmのロングダウンヒルに入った後だったので、前にも書いたが、登りはかなり健闘していたと思う。
このスプリットタイムでも分かるように、登りは当初の計画通りの速度で、8Km辺りまでは昨年のカテゴリー優勝タイム2時間2分を大幅に上回る1時間55分ペースを実現していたのだが・・・
やはり下りの速度がかなり遅い事が上のデータから分かる。
速い人と比較するとやはり半分以下のスピード。
速い人達は”何でこんなスピードで駆け下りて大丈夫なのか?”と理解出来ないくらい速い。
着地した部分に隠れたうさぎの巣穴でもあったら、確実に足首をひねると思うし、草で滑る場合もあるし、ちょっとした石ころでも踏んづけてバランスを崩して転倒も考えられるのだが、実際にはそんなシーンを見たことは無い。
一方私は今回は運良く転ばなかったが、ヒヤッとする場面も4,5回はあった。
さて、今回最も悔やまれるのが、試走した際にしっかり確認して、注意すべき箇所の一番!と認識していた場所で痛恨の大ぽかをやらかしたことだ。
それは、このBOG(泥沼)
実際には下の足跡が向いているように左に迂回すれば何の問題も無いのだが、レースも半分を過ぎて少々消耗して判断力も低下していたのだろう、少しでも楽をしようと思い、直進することにした。
このBOGの幅は2mほどなので、普通ならばジャンプして簡単にクリアできる幅なのだが・・・BOGの手前の草地もかなり柔らかく、踏ん張りが効かなかったので、2mのジャンプは諦めてBOG内に生えていた20cm四方くらいの草地に足を着いて越えようとしたところ、それはただ浮いていただけだった。・・・・
そのため一気に腰までBOGに嵌ってしまい、靴は完全にびっしょりで腰から下は泥まみれ。その後の150mほどの登りからだんだん低下しつつあったパフォーマンスは激下がりとなってしまった。
そして、このボグ嵌りの時に、トレラン用のバックパックの肩ストラップに装着しておいたノズル付き水筒の片方を落としてしまったようで、最後の6Kmは水無しで走らなければならず、最後のダウンヒルで追いつかれて、並走してくれた義理の息子の水をもらわなければならないほどだったのもパフォーマンスが低下した一因。
その他に、山登り、トレランにはいつもランニング用では無いショートパンツを履いていくのだが、今回はかなり汗もかいたためか、ショートパンツの裾が腿に張り付いて極めて走りづらく、両手で左右の裾を掴んで走らないといけないほどだったので、これも速度低下の原因(言い訳)のひとつ。
次回はランパンかスパッツにしたいと思うが、購入するのがネック・・・
最後に、今回のDollar Hill Raceは”SHR championship event”の6つあるうちの最初のイベントとなっており、何やらかなり速い人達も参加していたようで、途中からえらい勢いで追い抜かれ始め、その中に明らかに60才を超える人達が何人も見受けられたので、カテゴリー優勝が霧散してしまったのもやる気が削がれた原因だった。
と言うことで、ダウンヒルの速度は改善(注1)の余地はすでに無いが、その他の原因(言い訳)が無ければ2時間程度で走りきれたのでは無いかと思うが、今回は天気も良かったので、M60の優勝タイムはもっと速かったのは確実のようだ。
注1:トレラン下り速度向上について調べてみたが、あまり参考になる記載は無かった・・・”歩幅を小さくしてケイデンスを上げる”のアドバイスについてだが、こちらのトレイルランナー(速い人)でこれに当てはまる人は全く存在しないのは断言できる!
そして、唯一参考になったのが、
”やはり転倒のリスクをどこまで背負うかが下りのスピードを決めるいちばんの要素だと思います。トレイルは箱根のようなロードと全然違い、いかに速く着地点を探し、いかに速く脚を運ぶかが勝負です。私は下りに強くなるために、長く緩い下りのロードでのスピード練習や、公園の芝生の坂の上での転倒覚悟でのダッシュで筋力トレーニングをしています。”
の投稿と、
”それでも下りで速くなりたいなら、たくさん走って練習を積むしかないと思います。エースランナーでも、下りでは頻繁に転んだり骨折したりしています。僕の経験上、下りで滑落するようなコースは滅多にないので、少々ケガをしても命に関わることは滅多にない、というくらいの開き直りをもって練習するのがいいかもしれません。”
が、かなり的確な指摘と思うのだが、この歳で怪我をしてしまうと確実に再起不能なので、やはりリスクを取るのは非常に難しい、と言うか、普段のトレランで極めて安全に気を配って走っていても何度かはヒヤッとする場面もあるので、前記の様なリスクをわざわざ増やさなくてもいつかは大なり小なり怪我をすると思う。
まあトレランそのもの、また走らなくても山歩きですらリスクなので。