リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

Dollar Hill Race 下見

2021年07月15日 | ハイキング
ローカルなヒルレースに参加するので、コースの下見に行ってきた。

 


このコース(実際には15Km)を速い人は1時間20分ほどで走り切るらしいが、本当に信じられない。



一番きついのが、最初のピーク:Saddle Hillで標高差350m、距離1350mなので、平均斜度26%。



この古城を過ぎた辺りから踏み跡もなく、



放牧されている山羊の”けもの道”の様なものを登らざるを得ない。



実際には事前に収集した登山道(白破線)に完全に沿って歩いたのだが、




そこには”けもの道”すらなく、高さ4,50cmの雑草、シダ、等々が生える、斜度50%?近い斜面を、滑らないように草を掴みながら登らざるを得なく、




出だしは薄曇りだったが、そのうちにガスってきて、



風雲急を告げる感じで厳しい寂寥感の中、




何とかSaddle Hillにたどり着いたが、頂上に着くと登山道があったので、実際には別のルートがあるようなので、レースの日には先行者に着いていきたいと思う。




次のピーク:WhitewispHillに着く頃には徐々に晴れ間も見え始め、



そのうちに快晴となったが、さすがに風は冷たかった。
あのまま、ガスが濃くなって、風も強い場合、簡単に遭難できるのはさすが(南端とは言え)スコットランドのハイランドだ。



晴れてくると、スコットランドらしい緩やかな(実際には緩やかでない部分も多いのだが・・・)丘陵地の広がりがよく見える。
遠くに風力発電のタービンがたくさん見えるのは少々残念だが、これでスコットランドの電力消費のほとんどをカバーできるそうなので、仕方のないところだ。



最後?のピークKing's Seatには大きなケルン”cairn”:ケルンの語源があり、左側のは



風よけのシェルターになっているので、ここで休憩できる。
晴れてはいても風が冷たいので、風よけは必須。

ところで、ここKing;s Seatは標高600m以上のピークなのだが、



池(池塘?)がいくつかあり、何故山のてっぺんに池があるのか?いささか不思議だが、



多分、新潟の苗場山(行ったことは無いが・・・)の様な感じなのだろうと思う。



最後のCairn、Bank Hill。
Dollarの町がよく見える。




最後はレースコースルートから外れて、Dollar Glenを歩いて来たが、ここもなかなかの物!
先日行った、Alva Glenよりも良かったかも。

と言うことで、ヒルレースの下見は終了したが、目標のタイムは2時間!(昨年の優勝タイムは1時間20分)
これをクリアすると、もしかすると年齢別で優勝できるかもしれない。

Dollar Glen

2021年07月15日 | ハイキング
ヒルレースの下見のついでに、Dollar Glenを散策してきた。
 


渓谷の一番上にCastle Campbellなる古城がある。






1周 3,4Kmほど?




このCastle Campbell、古城感満載で、



多分、昔の貴族の夏の別荘だったのでは無いかと推測される。



現在はクローズされているが、新型コロナの為かどうかは不明。



遊歩道も整備されており、スニーカーでOKと思う。



所々に滝もあり、ここも丹沢の沢登りのコースの様だった。



この”ゴルジ”は壮観だった。



水も透明で、この辺りの水がScotish Hiland Springになるのだろうか?

このDollar Glen、エディンバラ近郊で観光する場所を全て完了した際には、是非お勧めの場所だ。