昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

白鳥・その二

2015-01-09 15:09:43 | じゃこしか爺さんの見て歩る記


      当地の冬は珍しく年前に二〇センチ余りの積雪が有ったり、年明け
  早々に爆弾低気圧とかで暴風雪が有ったりで、飛んでもない冬になり
  そうな気配です。
   先ごろもそうでした。風の強いのは当地の通り相場ですが、ひと頃の
  天候には困惑させられました。
   風の強い日が続いて三・四日買い物にも出掛けられない日が続きい
  て、朝食用の牛乳やヨーグルトの手持ちが不安になりました。
   そんな日の昼下がりの事、珍しく風が少し和らぎ、その上薄日さえが
  射して来たのでした。
   チャンス到来とばかりに、早速く買物に出掛けることにして家を出て
  から、何処の店にしようか迷いました。
  割り合い家の近いところに、イオンや地元のスーパー二軒、また川向う
  にはヨーカドーが有るのです。
   色々と考えた末に、割合い車の停め易い河畔近くのスーパー向かう
  事にしました。
   
   予定の買い物を済ませて帰る段になって、河畔のことがふと頭をよぎ
  りました。
   それは白鳥のことでした。大風続きでしたから、渡りの途中の白鳥たち 
  は、きっと避難のために近くの河畔に飛んで来て居るだろう。
    
   そんな予感と期待が見事に当たりました。白鳥たちは本流を避けて
  、支流の仁々志別川の河畔に群れていたのでした。  
   
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿