昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

花撮り歩き~ハマナスの花

2014-07-12 15:49:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 例年に無い道東地域の長雨は、その後もまったく終わる気配もなく未だに続き、
最近の新聞で知ったんですが、釧路での連続降雨は二十九日間も続いて漸く
止まったそうです。
 
 そんな訳で日々の買い物も儘ならぬ始末で、時には暮らしにも差し障りが出る
始末でした。
 しかし雨続きと云っても、その日によっては時折り薄日が射して来ることもあって、
それを狙って買い物に出て何とか過ごして来ました。
 
 その日も朝から霧が立ち込めておりましたが、幸いにもお昼近くに風が吹いて
霧は飛ばされて、空に明るさが戻って来たのでした。
 久しぶりに出掛けた買い物帰りは、少しばかり遠回りでしたが、仁々志別川沿い
を通ることにしました。
 そしてその川沿いで今年も、多くのハマナスが咲いていたのを眼にしたのです。

 私は、ハマナスの花を見ると、直ぐに想いうかべるのは、薄幸の歌人として広く
知られて居る石川啄木です。

              潮かおる 北の浜辺の 砂山の
                かの浜茄子よ 今年も咲けるや
 
  
 私は以前は浜辺の浜茄子を見に良く海岸に行ったものですが、今は足腰の
衰えから海岸はもとより、更に新釧路川の河畔公園の浜茄子を見行くことは
叶わなくなりました。
 ただ買い物帰り折により近くの仁々志別川沿いに咲くのを見に行くのが、
やっとのことでそれで満足しております・
 ただ残念な事に、市の予算不足の所為なんでしょうか、河畔は雑草などで
荒れ放題で、肝心の浜茄子はそれらの雑草に覆われる始末です。
 そんなもとでも浜茄子は懸命に呉れました。
 感謝一杯でそれらの浜茄子の花を撮って来ました。
 











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