昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

湿原道路で・・・

2011-07-04 13:10:14 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
・・・初めに一言・・・

 昨日のNHK番組での日曜討論で話し合われて居ましたが、揉めていたのは公約の目玉とも言うべき子ども手当ての財源に付いてでした。
 双方の意見はすれ違うばかりで、決着の糸口さえ見付からないようで、揚げ句の果には、お決まりの消費税値上げで縺れるばかりです。
 いつも不思議に思うのは、財源不足で尚且つ増税にも躊躇するなら、なんで自分たちの歳費値下げを言い出さないのか、それも与野党の誰からも声が上がりません。
 夫々の議員の頭の中には、ただただ国民から搾り取る事ばかりがあるようです。
 
 以前は春から秋にかけて毎月一回は来ていた湿原道路なのだが、大腸の手術後の体力と、さらに間もなく八十歳に手が届く足腰の衰えからか、今では半年の一度がやっとの状態です。
 久しぶりの晴れ間だからと自ら気を高めて訪れたのだが、やはりアンダーパスを過ぎてからの、とうてい坂などは呼べない僅かな傾斜で、しかもそれは百メートルにも満たないのに、途中で休まないと登りきれないのが情けない。
 それを過ぎると後は何処までも平坦で、まだ其処まで歩いては行ったことは無いのだが、終点のA町まではずうっと平らの儘だと云うことです。
 休みやすみして歩き始めたのですが、周りは丈高い葦が群生するばかりで、花らしき花はぜんぜん見当たらず、いつも道端に連なるように咲いているエゾノコギリソウ、それにまた山ほど咲いているコケイバイソウさえもどこへ消えてしまったのか、辺りには全く見当たりませんでした。
 それでも足元の草叢の中に、あたかも隠れるようにして僅かに咲いていたのは、ウマノアシガタ又の名をシコタンキンポウゲと呼ばれる可憐な黄色い小さな花でした。
 諦めて帰りかけた時、昔の夕別炭砿鉄道鶴野駅のホーム跡で眼についたのが、
シギのように嘴の長い鳥でした。
 一般的にシギは川や湖など水辺の鳥のはずと思ったのでしたが、どうやら山など草地に居るらしいのです。しかし名前ははっきりしませんでした。

湿原道路の入り口の看板

一番先に目に付いたのはエゾノコリンゴの花

同        上

雑草の中のウマノアシガタ又の名をシコタンキンポウゲ

嘴の形からシギの仲間なのでしょうが・・・

同         上



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