昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年初のハマナスの花

2011-07-01 17:07:44 | じゃこしか爺さんの見て歩る記

 昨夜のニュース番組で、未曾有の東北大震災と、これまた想像を超える原発の事故のために、親子三代の故郷福島を追われて、今遠く札幌に非難されている女性の一時帰宅が放映されていました。
 やっと許された一時帰宅でしたが、それはたったの二時間と云う限られた短い時間内でその女性がしたことは、亡き母の遺影探しに費やされました。
 せっかくの一時帰宅ですから、もっと他に何か在るだろうと思いましたが、この女性には母の遺影探しが一番大事だったのでしょう。
 人はやはり想い出に生き、またその想い出に生かされているのだと、しみじみと思い知らされました。

 ハマナスの花が毎年のように咲き続けている河畔とか自転車道路とかへ何度か行っているのですが、今年はこのところ気温の低い日がずうっと続いていたせいか、何処へ行っても僅かに小さな蕾がついているだけでした。
 この日市役所へ行ったのですが、月末でもありきっと混雑しているだろうと、ある程度待たされるのは覚悟していました。
 ところがです、他の部署は混んでいましたが、幸いにも老人福祉関係だけは三人ほどで、しかもそれぞれ余り時間もかからず私の番となりました。
 私の場合も年に一度の手続きなのですから、ものの5分ほどで終わってしまいました。
 その日の天候は珍しく晴れて気温も20度を超えるとのことでしたから、真っ直ぐ家に帰るのは勿体ない気がして、途中河畔公園の川上にでも行って見ようと、車を家から離れた方向へ向かったのです。
 
 相変わらず市のパークゴルフ場は混んでおりましたが、広い河川敷ですから車を停める場所には事欠きません。
 もとより日々遊んでいるような年寄りの身の上なので急ぐことは無いからと、暑いほどの陽を身にいっぱい浴びて土手道をのんびりと進んだのです。
 そこの土手道で、待ち望んでいたハマナスの花に出合ったのでした。
 やはりここも満開にはまだまだのようでしたが、先が楽しみの蕾がいっぱいでした。

此処のハマナス(赤)早いようで咲いていました

同        上(白)

蕾がいっぱい先の満開が楽しみです

同      上(蕾)

川原の雑草に混じってヒオウギアヤメが咲いていました

国道脇の電柱にはトンビがピーヒョロロと・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿