6年と7ヶ月ぶりに皆既月蝕が、今夜ここでも見られるとのことで、年甲斐も無く夕暮れ早々から落ち着けなかった。
今夜の空模様は、早くから晴れると予想されていたので、天候についてはさほど心配していなかったが、今夜の月食は南東方面の空で見られるとのことだったから、その方角についての不安がよぎった。
月食が南東の夜空のみでしか見られないとなると、住宅街の中にあるわが家からでは、建て込んでいる周りの家々が邪魔になって、果たしてうまく見られるのかどうかは、かなり微妙なのである。
近くの河原へ行けば、確実に見られるのだが、今の私の体調では、昼間ならともかく、あたりが暗くなってからの外出は叶わない。やはりじっと家の窓に現われるの待つより他はなかった。
晩飯後も落ち着かず何度も立ち上がって窓を開けたが、どの方角にも何の変化も見られず、ただ真っ暗闇が広がっているばかりだった。
早くから心配していたとおりで、やはりこの場所からでは、裏の家の屋根が邪魔なのだろうと、なかば諦めていた。
しかし8時過ぎてから、何げなく窓から夜空を見上げると、なんと裏の家の屋根越しに半分欠けた月が見えた。
慌ててカメラを取りだして写したのが、次の写真です。
加齢のせいで、あまり手も覚束なくなった老人が、しかも望遠も何もない普通のデジカメで撮った写真など、人さまにお見せするようなもので無いのは、じゅうぶんにわきまえているのですが、今夜の天体ショーに立ちあえたきねんとして、あえて載せたしだいです。まことにチッポケなものですが、私の手持ちのデジカメではこれが精一杯でした。
8月28日午後9時25分頃の月
午後9時30分頃の月
9時45分頃には、すでに月蝕は終わりもとの満月に戻っていた。
今夜の空模様は、早くから晴れると予想されていたので、天候についてはさほど心配していなかったが、今夜の月食は南東方面の空で見られるとのことだったから、その方角についての不安がよぎった。
月食が南東の夜空のみでしか見られないとなると、住宅街の中にあるわが家からでは、建て込んでいる周りの家々が邪魔になって、果たしてうまく見られるのかどうかは、かなり微妙なのである。
近くの河原へ行けば、確実に見られるのだが、今の私の体調では、昼間ならともかく、あたりが暗くなってからの外出は叶わない。やはりじっと家の窓に現われるの待つより他はなかった。
晩飯後も落ち着かず何度も立ち上がって窓を開けたが、どの方角にも何の変化も見られず、ただ真っ暗闇が広がっているばかりだった。
早くから心配していたとおりで、やはりこの場所からでは、裏の家の屋根が邪魔なのだろうと、なかば諦めていた。
しかし8時過ぎてから、何げなく窓から夜空を見上げると、なんと裏の家の屋根越しに半分欠けた月が見えた。
慌ててカメラを取りだして写したのが、次の写真です。
加齢のせいで、あまり手も覚束なくなった老人が、しかも望遠も何もない普通のデジカメで撮った写真など、人さまにお見せするようなもので無いのは、じゅうぶんにわきまえているのですが、今夜の天体ショーに立ちあえたきねんとして、あえて載せたしだいです。まことにチッポケなものですが、私の手持ちのデジカメではこれが精一杯でした。
8月28日午後9時25分頃の月
午後9時30分頃の月
9時45分頃には、すでに月蝕は終わりもとの満月に戻っていた。
素晴らしい瞬間に立ち会えたのですから、多いに喜ぶところですよ。東京はまるで駄目でした。
私はカメラを向けようともせず、ただただ眺めてだけいました、デジカメの普及で私如きまで一応カメラというものを持つことができるようになりましたが、プロ顔負けのアマチュアが大勢いすぎますよね、でもそれはそれ、私は私、でなければ苦しくなるばかりです、プロになるわけでもあるまいしのんびりと自分ペースです。
生来の弱視と、加齢のせいからか手が震えて(酒は飲みません)ピンボケが多いで、自動シャッターを多用しています。
いつも秋津さんの写真集を拝見させてもらい、その見事さに感心しています。
とくに丹頂は素晴らしく、くり返して何度も拝見しております。
せっかくお知らせ戴きましたが、人見知りと出不精せいで、結局は取りとり止めてしまいました。
やはり歳をとると駄目なもので、初めはその気でいても時が経つにつれて駐車場のことなど、あれこれ考えているうちに億劫になってしまいます。
おそらく明日の「ゆめこい渡し」も同じだと思います。せっかくのご好意なのに、御免なさい。