退職したら物置の整理をしようと思いながら約一年間余り放って置き、昨日漸くその気になって手を付けた。その時のことだが一番隅のお茶箱から小ぶりのダンボール箱が出て来た。全く記憶に無い物で不審に思いながら、とにかく中の物を見ようとガムテープを取って開けてみて驚いた。何とそれは約45年程も前に初めて買ったカメラであった。もう骨董品に近い代物とも言うべき箱型の「二眼レフカメラ~エルモフレックス」である。箱の中にはカメラばかりでなく、付属品も在ってその中に「フラッシュガン一式」と手動式の器具と閃光粉である「マグネシウム」入りの瓶まであった。特に面白いと思い気に入ったのは、自動シャッターの器具である。早速く付属器具を取り付けて見たが、今ではこのカメラに合うフイルムは売っていないだろうと思う。その日はカメラを家に持ち込んで夜遅くなで撫で回し、これを買った当時の事を思い出していた。
私が初めてカメラを手にして写真撮影と云うものを経験したのは、まだ独身の頃でもう50年以前のことである。その頃カメラに凝っていた叔父貴が貸してくれた、確か「ミゼット」という超小型カメラだった。
それで一番先に撮ったのが今の妻でありその家族で、その写真は未だに余り変色もせず我が家のアルバムに残っている。私が写真に懲り出したのは結婚してからである。写すばかりでなく借り物の「引き伸ばし機」と自分で調合した現像液・定着液など一式を押入れに持ち込んでの写真の焼付けである。しかしフイルム現像(ネガ作成)だけはどうにもならず写真屋に出していた。
私が初めてカメラを手にして写真撮影と云うものを経験したのは、まだ独身の頃でもう50年以前のことである。その頃カメラに凝っていた叔父貴が貸してくれた、確か「ミゼット」という超小型カメラだった。
それで一番先に撮ったのが今の妻でありその家族で、その写真は未だに余り変色もせず我が家のアルバムに残っている。私が写真に懲り出したのは結婚してからである。写すばかりでなく借り物の「引き伸ばし機」と自分で調合した現像液・定着液など一式を押入れに持ち込んでの写真の焼付けである。しかしフイルム現像(ネガ作成)だけはどうにもならず写真屋に出していた。
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