昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

オオバナノエンレイソウ

2008-05-25 18:28:25 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先日の夕刊に、武佐の森緑地公園の{大花の延齢草=オオバナエンレイソウ}が、いよいよ山いっぱいに咲きはじめたことが載っていた。
 翌日直ぐに出掛けてみようかと思ったのだが、あいにく雨模様の一日となったため、その翌日晴れ間を利用して出掛けてきた。
 やはり新聞記事を見て来た人たちだろうか、けっこう賑わっていた上に近くの小学生も遠足に来ていた。
 
 この緑地公園は街の東部の外れ、元の太平洋炭砿の一画(武佐4丁目)にあたり、いわば炭砿社員の住宅街に隣りあっている処なのです。
 幹線道路からもかなり離れていることから、一歩公園内に入るとブナや樹齢500年とも云われるハルニレなどの古木が立ち並び、時おりウグイスの啼き声が聞えてくる長閑かさであった。
 ただ目当ての延齢草は、時期的に少し早かったせいか、昨年来た時より少ない感じがした。良く見ると蕾や咲きかけの花も少なくなかった。
 また麓近くまで下りてゆくと、水芭蕉や谷地坊主などが見られるミニ湿原があるのだが、体力の衰えは否めず割愛したしだいです。

少し時季が早かったのか、全体に花数が少なく見えた。

まだ咲き切っていない蕾などがあちこちに見られた。

見事な花びら

※・・・急な坂道とハルニレの古木

因みに・・・※{オオバナノエンレイソウ}は、本州北部や北海道の林内で見られますが,主として樺太やカムチャツカ,シベリア東部などに分布する多年草です。

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2 コメント

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北国ならではだねー。 (nonn)
2008-05-26 10:31:02
始め何処で切って読んだら良いのかと躊躇ったが漢字も入れて書いてくれてあったので分りました。それにしても、面白いネーミングですね、そして素敵ですね。華麗な花畑も然ることながら、そういう素朴な野生っぽい草花の野原も好きだなー。
その地域は昔、高校時代、仲の良かった友人の家がありニ人でバスで、又或る日は徒歩でと散策したものです。お金はないが時間はタップリあった時代です。
そちらに安い三流館のような炭鉱映画館があり、映画を観た後の気分の侭に歩き続けたものです。
閉山になり素敵な癒しの空間に変身しているのですね。
あの地域にいた沢山の人たちはどのように変身、転身していったのでしょうね。人の世の流れを感じますね。珍しい草花、自然の様子、写真を有難うございます。
暫し古きよき時代を思い郷愁に浸るのも、ともすれば忙殺の日々に明け暮れてしまい勝ちな身には静かななだらかな時をもてて気持ちの涵養になる気がして有効におもうのですがね。
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nonnさま今晩は (じゃこしか)
2008-05-27 17:01:44
 いつもコメント有難うございます。
どなたが名付けたのか分かりませんが、延齢草とはまことに縁起が良いですね。私も大好きな春の花の一つです。
 Nonnさまは、この場所はご存知だったのですね。学生時代の想い出が色々とお在りのようで、私の拙い写真がお役にたてたのを喜んでおります。
 なおこの地域には親戚の家があり、また孫娘の女子高校もあって以前から馴染み深いところなのですが、炭砿の映画館のことは覚えておりません。

 今は緑地公園を少し離れると、高層アパートや大型スーパなどが建ち並び、以前の炭砿住宅街とは、大分様変わりしております。

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