以前も書きましたが、我が家の庭は妻の亡き後は放ったらかしの儘なので、まさに見るも無残な荒れようです。
しかしそれぞれの季節の訪れにつれて、それぞれ葉を茂らせ花も咲かせて癒して呉れました。
そして秋の訪れとともに、それぞれの色合いに染まりながら紅葉して、有難いことに、ともすれば沈みがちな我が身を力付けてくれます。
亡妻もことほか好きだったもみじの木、せっかく燃えるように真っ赤に紅葉したのもつかの間で、残念ながら例年より早い初雪ですっかり駄目になってしまいました。
しかし幸いにも雪の降る前日に撮ってあったので、無事に載せることが出来たのです。
そして又、福寿草などと同じように、これまでの家の庭で咲いた花々と同じように、カメラの写真を仏前に置いて亡妻に見せました。
襟裳石楠花
もみじ
同 上