昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

小さい春みいつけ

2012-04-22 16:47:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今日の午後、珍しくぽかぽか陽気に誘われて、今年二度目の自転車道路へ出掛けて来ました。
 初回は先月の初めでしたから、まだまだ積雪がたくさん残っていましたが、今日はその雪もすっかり消えた後は、昨年の名残りの枯れ草ばかりでした。
 しかし陽射しが暖かくて、つい先日までの寒気はまるで嘘のようで、行き交う人達と交わす挨拶は、決まったように、暖かでホントに気持ちが良いですね・・・の一言でした。
 道路の片側の住宅裏庭では、やはり陽気に誘い出されたのか老人が、早々と花壇に手を入れているのが見られました。
 もう早春が眼の前に来ているのです。そしていつもの住宅の庭で咲いている福寿草に出合えたのです。
まだ芽を出して間もないようですで、小さい花びらは金色に輝き、まさに小さい春そのものでした。
  
 なお此処の福寿草を見るのは、昨年までは毎年のように亡妻と一緒だったことを想い出したとたん、胸の裡に熱いものがこみ上げ切なくなりました。
 そんなことを想いながら、まだ小さいながら可憐に咲いている福寿草を、カメラにしっかりと納めて来ました。
 そしてその時、芽を出したばかりの蕗の薹を撮ったので、福寿草と併せて遺影に見せて語り掛けました。
  
 「○○!・・・去年一緒に見た福寿草が今年も咲いてたよ・・・」

咲いて間もない福寿草

こちらも芽を出して間もないフキノトウ