昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

雪道で日向ぼっこ

2012-03-04 17:01:52 | じゃこしか爺さんの想い出話
     暖かき 陽を身に浴びて 雪道を
       亡妻を偲びて 歩いて来たり


 今年は厳しい寒さと風の強い日が多かったので、買物に出掛けるほかは家の中で過ごすことが殆どでしたから、外で日に当たるのは車で買物の行き帰りだけです。
 ところがここ数日間は、凍れがゆるみ日中は日差しが一杯で、しかも特有の強風が殆ど吹いていないのです。
 暖かい日差しが一杯当たっている裏庭を眺めながら、こんな日は家の中の狭い場所で、あちこちにぶつかりながら歩いているよりは、少しは寒いかも知れないが、きっと気持ちが良いだろうと思いました。
 そして突然、昨年の亡妻の言葉を想い出したのでした。
 そうだ・・・昨年も今時季だった!
やはり寒さが一段落した暖かい昼下がりの買物帰りの途中で、亡妻が突然言い出したのは・・・

「歩いている人も居ても暖かそうだから、少し日向ぼっこして帰りましょう」

そして私たちは、陽をいっぱい浴びながらの日向ぼっこを楽しんだのでした。
 
直ぐに車を出して、家からは程近い自転車道路へ出掛けました。
 そしてしみじみと亡妻を偲びながら、約半年振りの外歩きを私なりに、目一杯楽しんで来ました。
 それにしても、ウオーキングはやっぱり外歩きに限ります・・・最高ですね。
ただし年寄りにとって雪道は、時にはきつい事の有るのも確かですが・・・

数年前亡妻と歩いた雪道

亡妻を偲んで今日歩いて来た雪道