昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年のヒヨドリ

2012-02-08 17:45:15 | 日々の雑記

 もう姿を見せても良い筈のヒヨドリが、月が替わって2月に入ってから数日も過ぎたのに、何故か姿を見せてくれません。
 今年の気温が例年よりかなり低目であることは確かですが、もともとが野生のヒヨドリですから、その影響は無いと思うのです。
 昨年は確か一月の半ば過ぎに、前年と同じように番いで現れて、餌箱のリンゴを交代で仲良く啄ばんでいたのでしたが・・・
 今年は時たま姿を見せるのですが、落ち着きが無くて枝から枝へと素早く飛び回るだけで、隣家の庭に近い餌箱へ近寄ろうともしないのです。
 それが先日のこと、その理由が分かったのです。それは下の写真でも分かるように、真っ黒な黒猫の親子が隣の庭木に登って遊んでいたのです。
 親の方はガラス越しの私に気付いたのか直ぐに下りてしまいましたが、仔猫だけは親猫の心配をよそに、木の上をあちこち動き回っているのです。
 
 隣の家の庭には数年前から、毛色の異なる数匹の猫を見掛けるようになり、その中に毎日のように現れる黒猫の番いがいました。
そして時おり、隣家の物置の屋根とか、塀の上から餌箱のヒヨドリを狙っていたことがあります。
何年か前のこと、その時の模様を{黒い悪魔}として、ブログ載せたことがあります。
きっとその猫のかたわれなのでしょう、どうやら仔を身ごもった方が、どうやら日当たりが良くて居心地のよさそうな隣家の庭に居つき、その物置の下で子猫を育てているに違いありません。
こうして{黒い悪魔}が四六時中うろついて居るようでは、この辺りは危険地帯となりましたから、幾ら気の強いヒヨドリでもそうは気軽に餌箱どころか、この辺りに近寄らないでしょう。
ヒヨドリの番いは一度姿を見せたきりで、以来全く姿を見せなくなりました、そしてまた別の隣ではリホームを始めましたから、今年のヒヨドリはもう絶望的でしょう。
 
 なおこれは余談ですが、昨年までブログに載せたヒヨドリの写真の中には、私が予約通院で家を空けている時に亡妻が撮って呉れたのが、少なからず混じっております。

黒い悪魔の子猫

今年のヒヨドリ(1)

同      上