昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

蕗の薹

2010-04-17 17:34:21 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
        
    ◎ 病癒え またも出合えし 蕗の薹

    ◎ 永らえし 命の証し 蕗の薹        

      こどもだましの様な恥ずかしい駄作ですが・・・
 
 昨年の夏、大腸がん手術と心臓にステント挿入処置を受けた時には、これからはウオーキングなどの外歩きはとうてい無理なんだろうと思っていました。
 ところが半ば諦めていた外歩きですが、大腸の手術もまたステント挿入も適切な処置のお蔭で、これまでどおりに何の支障も無いことがわかりました。
 特に心臓の方は、買物やウオーキングなどの外出時や食事後に起きていた色々な障害が、ステント挿入後にはそうした事は一切なくなったのでした。
 それまでは、食事後は少なくとも2時間ほどはゆっくり休んで居なければならなかったのが、特に昼食後からの午後の時間帯がきつかったのです。
 今はそんなことは無く、午前午後の区別無く普通に身体を動かせられる様のなったのです。
 先月の彼岸のお寺参りもそうでした。以前にはお参りを済ませるまでには、途中で2・3度立ち止るか腰を下ろして休むのが普通でしたが、今年はそんなことも無く一気に二軒のお寺参りを済ませることができました。
 
 一時は自転車道路や河畔へのウオーキングなどは到底無理で、これまでは当たり前のように毎年見て来た蕗の薹や福寿草などは、直に見ることも写真に撮ることも半ば諦めていたのでした。
 それが先日久しぶりに自転車道路へ出かけた折に、広がる枯れ草の中から、またウッドチップの硬い路面から顔を出しているフキノトウの健気の姿に再び合うことが出来たのでした。
 柔らかな日差しに映えた新鮮な薄緑のフキノトウを再び目にして、永らえた生の有難さに感謝した一瞬でした。
 
昨年の手術などから快復して、今年も無事に再び季節の使者フキノトウに出合えました。

緑色も鮮やかな蕗の薹

ウッドチップで硬く路面も何のその!生命の強さを表す蕗の薹