昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年初めての河畔道路

2010-04-02 21:03:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 もともと風が強いことで知られている土地だから、普段からいつも5メートル8メートルほどの風が吹いている。
 しかし今年の場合は風ばかりでなく、とつぜん雪が混じることがあって驚かされることも少なくありません。
 たとえそれが春の淡雪が風に乗って舞う程度であろうとも、雪はもう結構うんざりです。
 ところが、その日に限って風がとても少なく感じたのです。
 裏庭の木の枝の揺れ具合から見ても何時もの半分くらいだったので、昼飯時間近だったが、外歩きには今こそ最適とばかりと、身支度もそこそこに外に飛び出した。
 先ずは、白鳥のこともあったので、何はともあれ河畔へ向かった。行ってみて驚いたのは、今や3月も下旬もう4月は目の前というのに、例年の真冬とあまり変わらないほどの雪が残っていた。
 陽はたっぷりと降り注ぎ風はいつもよりずうっと和らいでいるのに、河畔全体が寒々と冬枯れていた。
 それに肝心の白鳥たちは何処にも見当たらなかった。白鳥ばかりかいつもは煩いほどのカモメさえもが、何故か今は川面にも上空にも見えなかった。
 全体の残雪はまだまだだったが、ただ日当たりの良い堤防の土手の辺りの雪解けは早く、ところどころに枯れ草が現れていた。
 そこを選んで歩き始めたが、遊歩道上にウオキングの人影はまったく見えなかった。ただ犬を散歩に連れ出して来たのか、がっちりと身をまかなった女性に出会っただけでした。
 雪の無いところだけを少し歩いて早めに切り上げて来たしだいです。

     犬種はピキニーズだとか・・・名前はりょうた君