昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

台風前夜

2009-09-06 15:40:43 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先日のことですが・・・

 台風11号がいよいよ関東に近付いたようで、その進路には東北の太平洋岸から本道の太平洋岸とあった。
 特に道東方面の大雨と大風の被害が心配されるとのことだったが、釧路はもともと平地の多い所だから土砂災害よりも洪水が心配らしい。
 しかし洪水の被害があったのは、これまでにも市内の低地の一部だと聞いていたから、洪水の心配は取りあえずしなくて済んだ。
 ただ大風ともなれば別のことで、特に夏場の家の周りには花の鉢とかプランターが多いし、またそれらに付随するスコップやじょうろなどが多く散らばっているから、それらが大風に乗って飛び回ることで起す事故が心配だった。
 我が家だけの被害で済めば諦めも付くのだが、例えば歩行者に当たるとか、他所様の窓ガラスを割るとか、駐車中の車に当たるとかでは大変なことになって仕舞うからです。

 こうして色々と書き並べると恰も私一人が立ち働いて居るように思われますが、殆ど老妻が一人でしたことなのです。
 闘病中の私がしたことは、ただ老妻の傍にただ突っ立って、あぁしろとか、それじゃ心配だとかなどの口先きだけでした。

 窓ガラスに映る夕焼けに気付いて外へ飛び出して撮った台風前夜の夕焼けです。 
 厚くたれ込めた黒雲の焼けたのが格別でした。