昨夕やや遅くに宅急便が届いた。
結構大きい段ボール箱でその上かなりの重さである。三重県の妹からで荷の中は枝付きの蜜柑が三本と他にバラの蜜柑がドッサリ入っていた。
枝付きの蜜柑は今回が初めてではないが、これほどもので無く一輪挿しに納まる程度のもので、知人が未だ小さかった孫のために呉れたのだった。
果実の成る様などは本州では極く当り前のことで別に目新しい物ではないかも知れないが、それが北海道ではリンゴ・ブドウ・スイカ・メロン・サクランボ・等以外の、蜜柑類・桃・梨・柿・・その他の数多くの種類が木に成る姿を実際に見ることは出来ない。但し温室等栽培は別だが・・。殆どはテレビ又は書物である。
それが此処道東特海岸地方になると、主食の米はおろかトマトさえ路地では育たず、目にするのは温室育ちばかりである。だから例え道内旅行であろうとも、田園風景を目にした時の感激ったら・・もう最高である。
ところが道東も内陸に入れば、稲作は別にしてリンゴ・スイカ・メロンは立派に出来る。これ全て海流の所為とか・・。
かくして三本の枝付き蜜柑は、孫と隣家にお裾分けして残る一本は、我が家の座敷に飾って日がな眺めて満足している次第である。