畑のつぶやき

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刈上げ

2011-09-08 19:07:26 | 農作業

9月8日(木) 

昨日予定していたように、終わる。籾すりも、早い時間からはやらず、日常の作業始めころから。

faxの具合が悪く、NTTが修理に来ると云うので、稲刈は午後から。家から見える田んぼだが、トラックで運ぶ。田植え後の除草がうまくゆかず、その後は、除草を諦めていたが、田んぼに入って、改めて、草の威力に驚く。畔の草刈などで、周りから眺めていた分には、ある程度、穂もできているな、と見ていた。しかし、コンバインで、刈りながら、周回してみると、ひどい所は、植えた時のままで、小さな穂をつけたままの稲がほとんどだ。しかも、草丈も短く、実りも悪く、頭を垂れていない穂が多い。刈進んでも、刈り進んでも、タンクの籾は増えて行かない。ついに刈り終わるが、籾満量のブザーはならなかった。     

でも、刈取だけは、トラブルなしで、一、二度、草が詰まる程度はあったが、終えたことで、良しとせざるを得ない。どんなに収量がなくとも、刈らなければ、来年の稲作りはできない。一昨年までの機械では、これだけの草なら、何十回も草が詰まり、ベルトが外れたりで、刈るのをあきらめ、後日、刈払機で、刈り払い、燃してしまわないと、耕すこともできない、そんな状態になっていた。コンバインで刈れると、藁を細断して排出するので、ロータリーに絡みつくことはない。

なにはともあれ、今年の稲刈は終わった。ほんの少しの、無農薬米の籾は、乾燥機の中。

機械も引き上げた後、久しぶりで、風呂釜に薪をくべる。買い置きの「湯の花」を入れて、ぬるめの風呂に、ゆっくりと浸った。

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