畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
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食、農への思い

道具

2018-11-10 17:51:27 | 農作業

11月10日(土)  いちじ 

真っ暗な中目覚めるが、外からは、小さな雨音が聞こえる。まだ、降り続いている。時間は2時近かった。そして、薄暗い明け方も、ごく弱い雨のようだったが、明るくなるころに、ようやく上がった。裏庭はぐちゃぐちゃで、作業場に行くにも苦労する。

午前中は出荷作業。

午後は、花畑に行く。防獣ネットに絡みついている草を外す。細かな防獣ネットの網目を縫うように伸びた草。しかも蔓性の草が多い。まだ、根を切ったばかりだから、枯れ切っていない。はずすのは苦労だ。ネットが切れるとまずいので、ところどころは、慎重に草だけをためて鎌を使う。時間をかけて、大まかに草は外れても、細かく小さなものはついたままだが、春野に不都合にならない程度なので、良しとする。

購入した防獣杭は弱いので、パイプハウスの鉄管で作った杭を使う。2メートルおきほどに、杭を挿し、購入した道具=くい打ち専用のハンマーで打つ。ハンマーや、カケヤと違い、筒状になった鉄の道具を杭にかぶせて、道具の重みも利用して、上に上げては降ろす動きで、杭を打つ。杭の頭から外れることもないし、ハンマーを振り上げて降ろす作業ではないので、楽だし、早く、確実に打ち込め、能率が良い。やはり、道具だ。