畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

貯蔵

2015-12-11 18:46:31 | 農作業

12月11日(金)  のち 

朝は大雨。昼ころまで、本降り。その後は、弱い雨があるが、曇り、日差しも出る。ただ、南風は強く吹き続け、大荒れ。その上、風呂を沸かしている今も、パラパラと雨が落ちるような天気。ただ、気温は南風の影響か、高く、暖かい。

掘りためておいたヤマイモの整理。小さめのものは選別し、種イモとする。

種イモの貯蔵。花畑の砂地のところに、穴を掘り、地中貯蔵をしていたが、手間もかかるし、貯蔵期間に雨が多いと、雨水がしみ込んで、腐敗してしまうことが多くなってきた。暖冬の影響か、雨や雪が多く、特に積もる雪は困る。それで、このところ、倉庫内に貯蔵することを考えていた。2年ほど、米の貯蔵庫に毛布でくるんで、貯蔵してみた。貯蔵庫は、十数度に設定しているので、外気温より暖かいことがあるし、温度も安定している。ただ、湿度の問題があり、乾燥しすぎとかの害もあるようだった。

今年は、籾殻を利用した貯蔵をやってみる。倉庫の土間にパレットを置き、むしろと布団を敷き、土間からの冷気を遮断。大きな段ボール箱に籾殻を入れ、種イモを並べ、籾殻をかける。この繰り返しで、箱一杯に籾殻と種芋を入れる。その段ボール箱全体を毛布や布団でくるんで春まで置いておく。うまくできるかどうかはわからない。低温に一番弱いのはサツマイモ。サツマイモが低温障害を受けなければ、ヤマイモなども大丈夫。あとは湿度などの問題。空気中のカビなどの菌の問題。等、土中貯蔵の良さをどれだけクリアできるか。

出荷用の山芋もコンテナ貯蔵では、低温障害による腐敗、カビ菌による腐敗など、貯蔵性は良くない。それで、同じように、籾殻の中での貯蔵を試してみる。今日は、そんなことで、作業場内での仕事に、一日費やす。