ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

1485       若きいのちの日記

2009-10-19 16:21:07 | Weblog
きのう(19日)はNが ‘西成 将棋愛好者の集い’ へ。
この会、来年で30周年を迎えるらしい(Nは今年で18回め)
お昼を食べて12時半に見送ったあと、大島みち子さんの 『若きいのちの日記』 をじっくりと読む。
不治の病と悟った後、幾度となくゆれ動く微妙な心理がすなおに語られているのだが、そのすなおさ故にかえってつらい。
しかも、昭和17年生まれの女性が、すでに国際間に通用するジャーナリストを目指していたというのだから、やはりふつうの女性とは違うのだろう(病を患ってからはM・S・W(メディカルソーシャルワーカー)として社会復帰したかったらしい)
巻末には <思い出> として、河野実さん(マコ)と、ミコさん御両親の手記が載っているが、こちらの方ではより現実的なつらさが語られている。


亡くなる4ヶ月前の日記から。



病院の外に、健康な日を三日下さい。
 一日目、私は故郷に飛んで帰りましょう。 そしておじいちゃんの肩をたたいて、それから母と台所に立ちましょう。 おいしいサラダを作って、父にアツカンを一本つけて、妹達と楽しい食卓を囲みましょう。
 二日目、私は貴方の所へ飛んで行きたい。貴方と遊びたいなんて言いません。 お部屋をお掃除してあげて、ワイシャツにアイロンをかけてあげて、おいしいお料理を作ってあげたいの。 そのかわり、お別れの時、やさしくキスしてネ。
 三日目、私はひとりぽっちで思い出と遊びます。 そして静かに一日が過ぎたら、三日間の健康ありがとうと笑って永遠の眠りにつくでしょう。




☆きょうの金太郎


●電話の受話器を何度もおとしては私の顔を見る(陰険な表情)
●台所に置いてある自分のオヤツ(さつまいも)を、ラップをはずして勝手に食べる。



おわり
コメント (2)
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