ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

1347    天竜寺と電電塔

2009-05-16 12:50:34 | Weblog
※ これが有名な渡月橋。
  クリック♪
  


きのう(5月15日)は、西川先生宅訪問のNについて京都へ。
私も行きたかったのだが、まだ少々咳き込むので遠慮する。
十三から乗り換え、私だけ 「桂」 で降りて嵐山線に乗り換え。
天気はいいのに、平日のせいか車内はガラガラだ。

嵐山はほとんど20年ぶり。
駅から持ってきたパンフレットを見て、まずは近場の法輪寺をめざす。
ここには、電気と電波の神様を祀っている電電宮というのがあるらしいのだ。
人の流れに沿って歩いていくと、すぐに渡月橋が見えた。
桂川沿いの低い土手には、若いカップルや女性グループなどが背中を向けて静かに座っている。
暑くも寒くもない、きもちのよい昼下がりだ。

渡月橋を渡ると、そこはもう観光のメッカ。
京漬物、生八橋、桜餅、ちりめん人形などを並べるみやげ物店が軒を連ね、女性客や修学旅行生がたむろしている。
しばらく歩くと 『天龍寺』 の大看板に突きあたった。


え?
という事は・・・・・・・・法輪寺とは正反対に歩いてきた事になるが。


まあいい。
ここは慌てず、ゆっくりと天龍寺を見てからあとで法輪寺へまわるとしよう。
塔頭の建ち並ぶ境内には何十台もの観光バスが止まり、さすが世界遺産だなあと思わせる(そのわりには静かだが)
途中、春の特別拝観開催中の宝厳院へ。
嵐山を借景にした  「回遊式山水庭園  獅子吼(ししく)の庭」  は、青いモミジや小さなせせらぎ、しっとりとしたコケがなかなか良かった。
お抹茶処でいただいた、こしあん入りのラクガンも絶品だった。


ただ、肝心の本堂障壁画 「風河燦燦三三自在」 が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


まあ、あと20年30年経てば、もっと味も出て来るのかも知れないが・・・・・・
私はもういいや。

ラクガンのみ堪能して出る。


再び天龍寺境内へ戻り、大方丈の広い縁側から曹源池庭園を眺める。
ここは嵐山、亀山を背景とした夢窓国師作の池泉回遊式庭園で、カメラを構える修学旅行生や外人さん達で賑わっている。
が、やっぱりここも赤や黄色に染まる秋が最高だろう。


(京都のお寺はやっぱり秋だ


そう思った瞬間からイッキョに疲れるが出る。 お腹もペコペコだ。
重い足を引きずって庭園を歩き出すとケータイが鳴った。
Nからで、今西川先生宅を出たとのこと。
けっきょく嵐山駅で待ち合わせることになった。

空腹に耐えながら元きた道を戻る。
渡月橋から見える桂川は、来たときと違って強い西日にキラキラと輝いている。
思わず立ち止まると、すぐとなりで白人のおじいさんがカメラを取り出してパチリパチリ。
目の前は一面光のさざ波で、その波の向こう側は眩しくて何も見えない。
なんだか涙が出そうになった。

渡月橋を渡り終え駅に向かう途中、手を振りながら近づいてくるNが見えた。
ホッとすると同時に、疲れと空腹がピークに達する。


食堂を探しがてら法輪寺方面へ歩く。
が、この辺は全く観光化されておらず、食べ物屋はほとんど無い。
結局ラーメン屋さんに入って ‘九条ねぎラーメン’ を注文。
空腹のせいか、やたら美味しかった。

そのあと、屋形船やボートの浮かぶ静かな桂川沿いを散歩。
船着き場の小さな建物に、鵜飼のポスターが貼られている。
7月から開始らしいが、きっとすごい人だろうな。
ギッシギッシと音をたて、長い竿をあやつりながら、広い川面を渡し舟が通ってゆく。
辺りの空気もヒンヤリとしてきて、奥の方からはヘルメットをかぶった工事現場の人達が 「お疲れさん」 とコトバを交わしながら戻ってくる。
時計を見ると5時。
私たちもそろそろ帰る時間だ。

帰り道に法輪寺があり、入り口だけちょっと立ち寄ってみると、見たかった電電宮(正確には電電塔)を発見。
左右にヘルツとエジソンのレリーフが飾られ、その真ん中に小さな電電塔がある。
来てよかった
早速セルフタイマーで記念撮影。


帰りはソラナックスを飲んで帰宅。

疲れていたせいもあり、ポンワ~としてフーラフラ


夜はHIROへ。
カワカミプリンセスは非常に怒りっぽい性格のようである



おわり
コメント
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