※ メインレース終了後、Nさんがゲットした色紙。
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きのう (5月12日) は、‘園田競馬体験・女性モニターツアー’ に参加してきた。
(楽しい1日だったらいいな~) とワクワクしながら出かけたのだが、途中の電車がサイアクだった。
向かいの席ではヴィ○ンのバッグを持ち、左手にキラリと光る指輪をはめた学生風のシャカオ。
(うるさいなー、うるさいなー) とイライラしながら、ふと横に目を向ける。
と、これまた学生風の男子が、社会の窓全開のまま澄まして座っている。
どちらかというと上品な顔立ちの2人だけに、かえってウットオシイのだ。
(これじゃきょうはダメそうだな~・・・・) と思い始めた瞬間、次の駅からメタボのおじさんが乗り込んできた。
キョロキョロしているので席を詰めて座りやすそうにすると、当然のような顔でニコリともせずに腰をおろし、ガバッとひざを広げる。
可愛くないしジャマ・・・
ゲンナリしたまま園田へ到着。
家を早く出過ぎたようで、9時45分の集合時間までまだ50分くらいあった。
喫茶店も開いてないので、駅の売店で水やお菓子を買ったり、コンコース内の柱にもたれたりして時間をつぶす。
やっと15分前になって集合場所(阪急そばの前)へ行くと、すでに2,3のグループが集まって、それぞれ楽しそうにシャベっている。
係りの男性に名前を言って申込書を渡しながら、
「あの・・・きょうは1人で参加っていうのは私だけですか?」
不安げに聞くと
「え? いやいや、そんな事はないですよ (名簿に目を落としながら) えーと・・・・・・」
「あ・・・1人の方は少ないですねぇ」
やっぱりなー
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ま、別にいいけど (本当は良くない
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さらに、2人、3人と連れ立った女性がどんどんやって来て、辺りはさらに賑やかに。
阪急そばの濃厚なダシの香りが漂う中、手持ち無沙汰でポツンと立ち尽くす。
やがて時間となり、貸切のファンバスに乗り込んでちょっとホッとする。
ツアー担当のお姉さんから、きょう1日のカンタンなスケジュールを聞くうち、また楽しみな気持ちが湧いてきた(単純
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)
あっという間に競馬場へ到着。
ツアー係のお姉さんと、上田洋4級似の担当さんに付いて歩き、裏口みたいなところ(ここが正規の門なのだろうが)から入り、まずはパドック入り直前の馬たちが集合する広場へ。
馬房からここへ来ると馬達にもレース間近ということが解るらしく、徐々に気合が入ってくるとの事。
そしてパドックへ出る頃が、もっともテンションが高くなるのだそうだ。
そのあと、広場の隅にいる真っ白なウマの前へ。
園田のアイドルで誘導馬のマコーリだ。
マコーリは24歳。
馬の年齢は ‘かける4’ なので、人間にするとほぼ90歳近くとのこと。
皆で写真を撮ったり、ニンジンをやったり顔を撫ぜたり・・・・・・平和な時間が流れる。
あと、馬の体重を量る狭い通路へ立ったり、装鞍所、検量室などを見学。
検量室の特大体重計に、鞍をかかえた騎手が次々に乗る。
当然ながらみんな細い。 イケメンも何人かいる。
「レースによっては、こういう錘を鞍に入れて走ります」
上田四段の手のひらに握られた赤い楕円形の錘は想像以上に小さかった。
となりの建物前には、騎手の着用するユニホーム(勝負服)がズラリと干されている。
勝負服は騎手個人が購入、値段は1万2千円~2万円ぐらいらしい。
そのあとパドックやみやげ物屋(兵庫の物産)を見学したあと、2階のホワイトルームへ。
見学の途中で仲良くなったNさんのとなりへ着席。
ここは、新聞の抽選で当たったり特別なイベントで来る人用の部屋で、ふつうならめったに使えない部屋とのこと。
席の上には園田のパンフレット、競馬キンキ、小さな記念品の箱(3色ボールペン)、マークカードが用意されていた。
まずは、園田競馬場で実況をされている竹之上次男さんのお話し。
専門紙の大切さや寺銭のカラクリ、勝負にかける情熱の大切さ(雨乞いのエピソードが印象深かった) など。
最後の質問コーナーで、「実況の時にどうやってウマの名前を覚えるのですか」 というのがあった。
「人間の記憶力なんて知れてますからねぇ」
「いっぺんに覚えようとするとゼッタイに無理なので、私はまず何頭かのウマを覚え、それから徐々に増やしていきます。 こうすればまず間違いなく覚えられますよ」
やっぱり記憶力がいいのだ。
そのあとは夕方の最終レースまでずっと自由観戦。
Nさんはほとんど外で観戦や写真撮影を楽しんでいたようだが、私はまたとないホワイトルームでの滞在を堪能。
お昼には幕の内弁当とお茶も出て、至れり尽くせりのサービスだ。
ただ、レースの方は散々だった(10R中、的中3R)
取ってもトリガミで、今サイフの中身を確認すると10枚の千円札が3枚になっていた。
やはり中央と同じ買い方ではいけないのだろう。
今度はもう少し事前研究してから臨まなくてはならない。
メインレース後、ウィナーズサークルへ繰り出したNさんが、‘ミツアキドンドン’ と添え書きした平岩騎手のサインを貰っていた。
これも、中央ではまず有りえない光景。
私もいつかアンカツさん直々にサインして欲しいものだ。
ツアーの最後に、沖縄の馬主さんからの好意で、馬名をつける権利がひとりに与えられるという垂涎ものの企画があった。
全員でのジャンケンだったが、1回勝っただけでそのあとすぐ負けてしまう。
当たったのは、レース観戦中、となりの最前列で終始大笑いしていた40代後半くらいの女性で、なんだかものすごく興奮していた。
(馬名は馬主さんからの条件で、頭に ‘オキナワノ’ の5文字を必ず入れなければいけない)
5時にホワイトルームを出て貸切のファンバスに乗り園田駅で解散。
Nさんとお別れのあと、喫茶店で待っていたNと落ち合って帰宅(途中、お腹の痛くなったNが門戸厄神で下車)
レースは散々だったが、なかなか有意義な1日だった。
関係者の皆さま、Nさん、マコーリ君、お世話になりました。
近いうちに雪辱戦を兼ねてまた園田へ伺います。
(それには今度のヴィクトリアマイルで頑張らないと・・・
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)
おわり