数年前から俄かに樹勢の衰えが顕著な長沢(ながぞう)のしだれ桜を訪ねました。樹齢400年、優れた樹形とふさふふさと枝垂れる様で芸北を代表する一本桜だっただけに心配な存在です。今年は最悪期を脱してかなりの花弁を付けて、ほぼ満開の時を迎えていました。樹勢の回復を続けてくれることを祈らずにはいられません。(4月22日(土))
最もこの樹が美しく見えるというポイントから見ると、地面に枝垂れる部分を除いてかなりの花弁が付いており樹勢の回復が続いているように思いました。
すぐ傍から見上げると天頂部から右に張り出した枝の部分までの樹の上部は白い花弁に包まれて往年の姿に似てきたように感じました。
良い感じに伸びた天頂部です。枝垂れる様はやはり美しいものです。
右に伸びるこの部分の花の繁り具合などは往年のこの樹を彷彿させる勢いです。
午後の逆光の中に立つ姿です。枝を思い切って広げているような姿は健気に感じられます。
西日を左から受けて白い花弁をつけた姿が輝いているようです。美しい往年の姿を彷彿させるアングルです。
天頂部の花弁の繁り様はかなり回復していると言えるのではないでしょうか。やはり見ていて気持ちの良い樹です。
逆光の中で枝の部分が桜色に輝いています。この色合いが厚みを増すよう、なお樹勢が回復することを祈ります。
周囲に植えられた幼木も花を付けるようになってきました。老若の元気な揃い踏みを期待します。
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