わが家近くの散策路沿いのあちこちに白い百合の花が見られます。かつてこの時期には殆どが花に紫色の筋があるタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)と特定出来たのですが、ここ何年か前から姿は似てどその筋のない真っ白な花が多くなってきました。巷間ではその白い百合の花はテッポウユリとの交雑種で、シンテッポウユリと呼ばれています。今やシンテッポウユリの方が多くなっている感じです。
↓ 蕾にはっきりと紫色の筋が見られるタカサゴユリが開花していました。
↓ こちらは群落となって咲いていましたが、シンテッポウユリのようで、花に紫色の筋がありません!
↓ 開花した花にも蕾にも紫色の筋がないようです。こちらもシンテッポウユリのようです。
↓ 叢の中に白い百合を見つけたので入って行ってみると、真っ白な花でした。こちらも自然交雑種のシンテッポウユリのようです!
↓ 台湾原産のタカサゴユリと南西諸島が原産のテッポウユリとの交雑種の将来は果たして如何に!?