10年ほど前、自転車に乗り始めた頃、半原の取水トンネルから、鎌倉を貫いて横須賀に達する横須賀水道道とか宮ケ瀬から相模原を抜けて野毛山に至る横浜水道道とか、地形に関係なく一直線に進む水道道を走る遊びに夢中になった時期があった。最近では鶴ヶ峰~菅田~片倉町~鶴見の水道道歩きとかもやっていた。
先日の水道記念館散歩で手に入れた配水系統図を基に、近所の水道本管を辿る散歩を企てた。
多分、絶対多数の方からは、何それ? 何が面白いの? アホとちゃう? と笑われそうだが、、、、
こいつは面白い一人遊びを見つけた感じ。
今日歩いたコース 近所の配水本管系統図
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配管図を手に入れるまでは、菅田の配水池から、一直線に鴨居大橋脇の水道橋を経て、加賀原の港北配水池へ続くのかと思っていたのだが、実はかなり複雑な経路で500mmから1000mmの本管が道路の下を走っていることが解かった。
出発点は地図の①地点、菅田配水池からきた本管は尾根筋の鎌倉道から、笹山方向に降りていく。分岐ヶ所にはお約束の空気弁と仕切弁のマンホールがある。
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笹山団地から竹山団地に向かって本管は走る。そこから分岐して、尾根の上に竹山高区配水槽というのがあるので、そちらに回ってみる。(地図の②)
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道を戻り、竹山の幹線道路を下っていくと、団地の中央付近に休止中の低区配水槽。(地図の③)
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さらに下って、団地内の紅梅が満開、綺麗だね。
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団地の外にでると、本管は複雑に曲がりながら、走っている。緑小学校前でようやく空気弁発見して、一安心。(地図の④)
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体操教室に向かう時良く通る、幹線道路から一本入った、鴨居川沿いの道を辿って、さらに線路を越えれば、そこに、鴨居川を渡る、本管が見える。(地図の⑤)
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そして、おなじみの鴨居大橋脇の水道橋。
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概略地図と地上に出ているわずかな証拠(空気弁、仕切弁、バタ弁等)を頼りに、歩き回った数km。単なる散歩より、ずっと面白い、点と線を繋ぐ散歩だった。(誰も面白いと思わないか?)
大体まっすぐな道自体この為なのかと思うだけでものすごいことと感心してしまってます.愛川町に行く時に横ギル路でいつも感激しながら通ってます。しかもマンホールの様々。これも萌える一つの要素?色々な所に興味が持てるって事素敵だと思ってます。これってやっぱり年を重ねて来たって事ですかね?
地上に出ている水槽とか川を渡る水道橋、そして空気弁などのマンホール、、、、という幾つかの点を繋ぐ線を見つけ出すのは推理小説とか、算数の問題を解くようなものでしょうか? 昔の本管や管径が1m級の本管は一直線なので解きやすく、自転車で見つけやすいのですが、管が細くなると経路が曲がって、証拠も見つけにくくなってきたので、歩きに変更。さらに、それでも推理しきれなくて、アンチョコ=排水管図に頼るほかなくなりつつあるというところでしょうか。