逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



片倉町の水道道の終点から、菅田配水池までのルートが判らない。他の部分は解明できたのに、先日の自転車での探索は成果に乏しいものだった。水道本管の通っていそうな一直線の道ということで、宮向団地から旭ガラス中央研究所に向かう道を走ってみたのだが、物的証拠がないし、菅田配水池より標高の高い旭ガラス裏に配管が回るのは、どうもちょっと違うように思われる。

そこで、今日は逆方向、菅田配水池から徒歩で探索を試みた。もう一度菅田配水池周囲を一周してみる。
あれ、これ水道用地では?(①の場所)



うーん、でも道路を越えると、作業小屋。重量が掛からない構造物だから裏に回ってみましょう。



ありました、水道局の用地表示。(地図の②の場所)



その先は道路と微妙に重なって、さらに向こうの丘の方に向かっているか?
こんな木の柵で囲ってあるのは、水道用地?でも証拠が無い。



登って鴨居原の農業地区に出ると、区画整理された農地に直線道路が広がる。(図の青い線)



これっぽいと思いつつ、第三京浜にぶち当たるまで、地上に現れた証拠が無いか探し回るも成果なし。
やっぱり第三京浜にかかるあの橋かな?でも橋の中に水道管が通っているようには見えないが、、、


まあ、再度あの橋まで歩いてみよう。あっちにふらふら、こっちにふらふら。第三京浜を水道管が越えていく兆候がこの辺りのどこかにあるはず。
で、見つけました。自転車で走っていた時は気が付かなかった、ここ。サカタのタネの横の橋のたもと。



よく見れば、脇に空気弁(水道屋さんはこう呼ぶが、水力屋は真空破壊弁と呼ぶ。管路の最高点に付け、漏水やウォーターハンマーなどの負圧時に管内が真空にならないようにする弁)が見える。



さらにこの道を辿ると、松風台下の水道用地に一直線で繋がった!!


では、このルート(地図の赤いルート)に沿って逆方向からもう一度歩いてみよう。富士山=西に向かって伸びる真っ直ぐな道。


直線の終わりで住宅街に。あ、見っけAV!! アダルトビデオではなく、Air Valve=真空破壊弁


そして、その道路と繋がるのに、わざと侵入禁止柵がついた幅広な舗装道路。(地図③の地点)



水道用地の看板の横には横浜市水道局の自動販売機!! あ、これで②の地点と繋がる。



ということで、一万四千歩歩いて、とうとう遠く宮ケ瀬に端を発し、鶴見に至る水道道のほぼ全てのピースが繋がった。
まあ、一般人にはどうでも良いことだろうが、数日悩んだ東工大の数IIIの入試問題が解けた時のような快感だ。



コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




PSA検査前の自転車自粛期間中のマイブーム、水道本管のルートを辿るウォーキング。先日発見したズーラシア~鶴ヶ峰配水池~横浜商大高校横のルートの続きを探してみよう。水道本管はルートの延長線上にある旭硝子中央研究所前の菅田配水池に続いていると推定されるので、地上に現れた水道本管の痕跡を探して歩いてみる。


商大高校横の道の延長線と思しき道を歩いて、新井中学裏に出た所で、ありました、水道局管理地。


少し曲がっていますが、道路の脇に水道本管を埋めた用地が伸びていきます。


小さな谷戸を登っていくと、稜線近くでフェンスに阻まれるも、何とか迂回して住宅街へ。
住宅街を右往左往して歩き痕跡を探すと、ありました、ありました、公園横にバルブ室。多分真空破壊弁と仕切弁があるのでしょう。


ここからは、比較的真っ直ぐな道路があり、多分この下に水道本管が埋まっているはず。
あれ、変な道路、片側が高く、片側が2m位低い。


多分高い側には水道本管が埋まっているので、同じ高さにできないのだろう。
さて、その先は?ああ、配水池に向けて登っていく道がフェンスの向こうにみえますね。


で、着きました、菅田配水池。やっぱり推定した通り、鶴ヶ峰配水池からここまで、ほぼ真っ直ぐのルートで来ているんだ。

ということで、今日歩いたのは1万3千歩とチョット短かったが、面白かった。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先日鶴見につながる水道道を歩いたのだが、その始点、片倉町の水道道の先がどうなっているか、心の隅に引っかかっていた。2万5千分の一の地図や水道局の資料で調べればわかるのだろうが、それでは味気ない。多分西谷の浄水場かズーラシア横の水道に繋がっていると推測しているのだが、、、、、

今日、あてもなく散歩していて、そのルートの一端にぶち当たったので、歩いて辿ってみた。最初は、笹山と竹山の間を抜いて、西に向かって、旭の焼却場の煙突を目印に歩き始めた。丘を下って、川沿いに歩きながら横を見ると、丘の上に真っ直ぐに駆け上る道と水道局の看板。



あっ、これは、水道道だね。横浜商大高校脇の道を登り、向こう側に越し、旭プール脇の住宅街を複雑に歩いていくと、目前に丘を真っ直ぐ下る階段道を発見。先に水道管らしきものも露出している。



ヤブの向こうにまた丘を直登する道が見える。(画面横に見える水道本管の直径は1m以上とかなり太い)



あ、知っている道、旭図書館横の道だ。こんな所が水道道だったんだ。で、上り詰めると、鶴ヶ峰配水池の工事中。ここが配水池、電気回路でのコンデンサーに当たる施設だ。



ここまで辿ってきた道を直線で延長すると、旭ガラス中央研究所横、そう確か、あそこにも水道局の施設があった。そして、さらに延長していくと、新幹線に沿って、片倉町の所に出るよ。これが、鶴見水道道へのルートだ。

では、この先はどうなっているのか?西谷か?それとも今宿を通る16号と並行して走る水道道に繋がっているのか?あるいはズーラシア方面に繋がっているのか?配水池を一周してみよう。こちらかな?

当たり! 水道橋が見える。



やはりこの鶴ヶ峰配水池で90度曲がり、ズーラシア方面に向かっているようだ。この水道橋のデザインはズーラシア裏のものと同一のようだ。



で歩いた距離は10km、1万5千歩ほど。残念ながら、今日はGPSを持たずに歩きだしたので、下図は思い出して作った経路図。横浜の丘を8回ほど40m上り下りしたみたいだ。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




縄文海進でできた海岸段丘に住宅街が広がった横浜は、見晴らしが良いけれど、複雑に分岐した尾根伝いの道と、その下の谷戸の川や湧水沿いにできた高低差が無いが見通しの良くない道がある。前回、尾根道を辿って鶴見まで遠足しようと考えたのだが、方向を間違えて、あえなく敗退。今日はそのリベンジに鶴見まで往復してみた。
行きに選択したのは、間違えようのない道、一直線で、幹線道路になっていて、目印のある水道道だ。この丘の上のサージタンクを目指して歩けば鶴見に辿り着くはず。



家を出てまもなく、キャベツ畑の収穫が始まっている。少しは野菜が安くなるのかな?



水道道は丘の腹から突然地表に現れた土手状の水路から始まる。
間違い発見! google mapを見直していて気がついた。これは水路ではなく、JR貨物の線路の覆いだった。



だが、これも次の丘の中腹に消えていく。方向をそのままに、岸根公園に向かうと、水道の痕跡がありました。これが現代版の丘の上のサージタンクですね。
これも間違い。サージにしては高さが足りないと思っていたら、こちらは横浜市営地下鉄ブルーラインの換気口と推定される。いや~ぁ、地下には色んなものが複雑に埋まっている。



さて、ここからは水道道。高低差や丘に拘わらず一直線に坂を登っていく。(そう、水道の特徴は、高低差にお構い無しということ)。


水道道の延長線上、あそこに見えるのが目標の鶴見の丘か?サージタンクは見えるか?



で、テクテク歩いて着きました、鶴見の丘の上の貯水池。直径50m以上はあろうかという貯水タンクの後ろに巨大サージタンクが聳えている。



第二京浜の切通の所には庚申塚、水道道と古い尾根道がこの辺りで交差しているようだ。



亀甲山を下ればそこは20年間通勤で乗り換えしていた鶴見駅。



昔懐かしい、満州園でランチをいただき、



鶴見で見るべき所もあまり思いつかないので、さあ帰ろう。
帰り道は、前回辿れなかった尾根道で。第二京浜を越えて、左に行けば水道道、右に行けば、土光さんの学校(橘学苑)の前を通って菊名に抜けられるはず。



前回道に迷った辺りを左に見ながら、尾根道を黙々と歩き、岸根公園に戻ってきた。



さすがにこの辺りまで来ると、足が棒のようだ。後は勝手知ったる道、高低差があまりなく、辿りやすい谷戸道を歩いて、なんとか家まで帰った。

で歩いた距離は26km、3万6千歩、6時間余りの散歩だった。しかし、目標のマラソンの距離を何とか歩けるようになるのは、いつになるか? (経路の詳細は下記Google Mapをクリック)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )