横浜の家に住んでいた時は、水道直結の給水タイマーを使い、一日一回植物への給水を行っていた。20シーズンほど使ったこの潅水タイマーのおかげで、水道代は掛かるが、長期の夏休みで家を空けても、植物は枯れずにすんでいた。
信州に帰ってから、広い庭の散水に飽きて、上図のタイマーの後継として使っていたC国製タイマーを再購入し使ったのだが、我家の水源は裏を通る水代タダの宿場用水なので落差が2mしかなく、タイマーを通って流れる流量が極小で、点滴にしか使えなかった。
せめて、数倍の流量が稼げないかと、夏の来る前に、潅水タイマーの分解、改造にチャレンジ。
上図右側の黄色ラベルに隠れたネジを緩め、分解。
水道直結を前提の機械なので、赤矢印の水の入口はΦ0.5mmほどの小さな穴だ。異物などの制水弁への嚙み込みを防止する為なのだろうが、これでは落差2mの水圧では水は殆ど流れない。ポンチでΦ2mmほどの穴を数ヶ所開けてやった。
さらに、制水弁のポート穴はΦ1.5mmほどの細く長い穴だったので、この穴の径は変えられないが、長さを短くし、水路抵抗を減らすべく、穴を数mm座繰りしておいた。
改造後の流量は2倍にはなったかな?でもやっぱりチョロチョロだね。
旋盤か3Dプリンターがあれば、制水弁の弁体を太いものに替えて、流量大幅増加ができるはずなのだが、、、、、、。