少し早い紅葉を観ようと、車載輪行で北の方、大町へ。最初は山岳博物館。紅葉の始まった低山の向こうに、昨日の嵐で雪化粧しなおした蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳。
最近山岳博物館に定住した雷鳥さんも、まだ冬支度ができていないようだ。
一方、親戚だが北極出身のスバールバル雷鳥はいつでも白装束。
次は、大町の紅葉の名所、霊松寺へ。それにはこの12%坂を登らなくてはならない。
紅葉と大町そして、雪を被った爺ヶ岳?
カエデ紅葉は見頃だが、銀杏はまだ黄色くなっていない。もう数日後がベストかな?
山門から紅葉を眺めながら、おにぎりを一つ頂く。
登ってきた道を少しもどり、先ほどのスノーシェッド坂へ。登り終われば、紅葉の始まった美麻村の長閑な道。ただ、北上するに従って、西の方から(つまり五竜岳、白馬岳の方から)雲が広がってきてしまった。
上部が雪で覆われた遠見尾根と八方尾根のスキー場は見えるのだが、肝心の五竜岳、白馬岳の山頂は残念ながら雲の中。
道の駅美麻で昼食後、さらに北上。オリンピック道路を神城へ。一瞬、若干逆光の中、五竜岳と鹿島槍ヶ岳が見えた! 畑の緑、スキー場の紅葉、そして雪に覆われた後立山連山。
白馬方面は雲の中なので、どうしても南側を見てしまう。光の向きが悪いが鹿島槍ヶ岳。
北上を続ければ、白馬岳も見えるかと期待して、八方尾根スキー場とジャンプ台が見える地点まで来たものの、白馬岳は見えそうにない。
諦めて、帰りましょう。
山に雪が来たので、もうチェーンを付け、雪かきの準備/点検をしている。
その一方、青木湖では雪の後立山を見ながら、SUPやボートで水遊びをしているグループも。
木崎湖の西岸あたりの紅葉もまだ盛りではなさそう。
車をデポしたゆーぶる木崎湖に戻れば、お隣には、我がNAよりは25才ほど若い、ソウルレッドのロードスターNDが停車中。
まだちょっと最盛期には早かったが、冠雪した後立山連山とのコラボが見られた一日、走ったのはたったの58kmだが、大町~白馬を堪能した一日だった。