逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



先日修理にトライした東芝のIHクッキングヒーターBHP-M631S、一応エラーコードは消え、料理も出来はするのだが、火力調整のスイッチが入りにくく、使いづらい。再度分解修理することにしたのだが、防水、防湿の為塗布したシリコーンがきつく固着していて、キッチンカウンターから引きはがすのに時間が掛る。
ようやく分解し、入りにくいスイッチ部分の裏側を良く観察する。


指で基板を軽く押し上げてみると、上に動く。あっあ!!、多分これが原因では? 
非接触スイッチの基板は1cm角の薄いスチロール片(赤い矢印)の上に載っている。基板を上に押し上げてみると2mmほど上に浮き上がる。経年変化でスチロール片が痩せ、非接触スイッチ基板が僅かに下がっているのだ。
試しに、スペーサーを入れ、基板を押し上げてからスイッチを操作すると、小気味よく反応してくれる。
原因発見!! 原因が分かれば対策は簡単。基板を押し上げて固定だ!
牛乳パックの紙を4段に折り畳み、楔を作り、それに両面テープを付けて、基板とシャーシの間に挟み込む。



最初はスイッチ1ケ1ケにスペーサーを入れていたが、右側は一体の楔スペーサーを挿入。


やったね! 今まで体重を掛けて火力調整のスイッチを押してようやく反応していたのが、人差し指で軽く触るだけで、反応してくれる。こうでなくっちゃ。


早速取ったばかりのトウモロコシを茹でてみましょう。


数日調子を観察して、修理がうまく行ったことを確認してから、防水のシリコーンの塗り直し、最終据付をしよう。

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 4ヶ月たった現在も調子良く動いている。
 やはり原因はスイッチが下がったことだった。
 スイッチ部分を上に押し上げ固定すれば直るので、
 同様の症状の方の参考になれば嬉しい。
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