「ぼけ封じ」や「厄除け」に効あらたかと聞き及ぶ古寺です。 ボケ防止には最早手遅れ状態ですが、これ以上進まないようにと、この時だけは真剣に祈るのでありました。
「おふさ観音」 高野山 真言宗
橿原市小房(おうさ)町 拝観、駐車無料(数台)
1650年(慶安3年)、この辺りにあった鯉ヶ淵という池の中から白いカメに乗った観音が現れ、それを発見した付近に住む娘おふさが小さな堂を建立して観音を祀ったことが起源とされている。
イングリッシュローズが境内に所狭しとあふれる寺院として知られている。大和三山の耳成山と畝傍山のほぼ中央に位置する寺院で、本尊は十一面観世音菩薩。
おふさ観音では、毎年の夏、2ヶ月間にわたり「風鈴まつり」を開催いたします。
境内には2,500を超える風鈴が吊り下げられ、それらが夏風に揺られて、涼やかな音色を一斉に奏でる様子は、まさに圧巻。味わった人にしか分からない感動があります。
また、日本各地から集められた風鈴の展示会や即売会、幻想的な風景が魅力の「夜まつり」などが行われます。
イングリッシュローズを中心に約1800種およそ2000株(2008年5月現在)のバラとクレマチス・ハーブなどの植物が境内で栽培・展示されている。花のほとんどは鉢植えで管理され、バラまつり以外の行事期間前後は移動している。鑑賞するだけでなく、近づいて香りも楽しめるようにと、縦横に通路を配して展示されている。花を用いて曼荼羅を境内に表現したとして、寺では花まんだらと称している。
5月中旬以降と10月下旬のバラ祭りが、7月1日から風鈴まつりがあり、この時にもう一度訪れたいものです。