相も変わらず、飾台ばかりを作っています。 なぜかといえば、端材で作れるし、簡単だからであることは言うまでもありませんが、何よりももらってくれる人が多いからなのです。
この三輪車型はつい先日作っていますが、その改良型の積りです。 改良点は荷台を少し”上開き”としたことです。これに伴い前輪周辺の構造が少しだけ変わることになりました。
素材は荷台はMDF5.5mm厚さのものを、後ろの車輪は30mm厚さの杉板を、前輪と基盤には19mm厚さのパイン材などと寄せ集めの木を使っています。
2606b 三輪車型飾台
写真を撮ってから作った部品があり、一部が抜けていますが、造作完了時点でのパーツです。
本体部分は塗装の前に組み立てます。
上記の状態で一回目の塗装をします。 よく乾燥したら、下の写真のごとく組み立てます。 そして、二回目の塗装をしたのが下の写真です。色調は”チーク”。
塗料は「水性の浸透型」を初めて使ってみましたが、これでは使い方を誤ったと言わざるを得ません。まことにお粗末でした!!!。 特にMDF材には決定的に不向きであることが分かりました。
油性は火災の危険減少にと使わなくなってきましたが、やはり用途によっては油性も使わねばならないと改めて知りました。
有り合わせの鉢植えを”モデル”に置いてみました。
今回、同じ構造のものを2台つくりましたが、もう一方は荷台を”ハート型”にしてみました。
2606c 三輪車型飾台
下の状態で一回目の塗装をします。
組み立て完了後再塗装したのが下の写真です。
塗料は油性のクリアーにしてみました。素材の違いが明瞭に出るために、寄せ集めの素材であることが、明々白々となりました。
仕上り寸法:幅230、長さ350、高さ220mm (a、b共同寸)
やはり、素材の異なる場合は、使い方にもっと工夫をしなければならないと、本作品は悪い見本となり、貰い手もなく早晩”燃えるゴミ”になりそうな雰囲気です。