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始発点──心は内側から押され動きだす
「〝意〟〝思い〟をかたちにせよ!」
根源的突き上げ、うちなるコマンド
動機を与えられ、ことばに手をかけ、ことばを構成する
一般化、命題化、概念化、すなわち言語化
ことばを用材として交換可能と信じるものをあつらえる
伝えるべき対象、伝達先は先行的に定められている
関係世界における関係企投としての言語企投
考えるより先に内面化された用在としての言語体系
ことばに貼りついた一般意味、
「通じる」と信じられた言語コードという前提群
すべては個の言語的歩みにおいて生成し変容していく
固有の歴史性に由来する〝言語的身体〟にになわれている
この前提において、構成されるものの成否が生まれる
言語化は「希望」と「不安」の板ばさみにおいて進行する
交換、共有、関係──可能と不可能が織りあわされた予期と不安
超越としての他者、相互に超越の淵にへだてられた個と個
その乗りこえの企投として言語行為
「すじちがい」と認定されることの落胆、失望、予期的おそれ
「まさしく」と認定されることの快、希望、予期的エロス
この淵をまたぎ超す行為の成否と連続的展開
そして、この展開の相互性が個の〝言語的身体〟を編み換えていく
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