暖かな冬晴れ。
私は、一生、会社勤めをして働くのだと思っていました。
この身に、病気か事故でも起きない限りは、毎朝6時半には、起床して、会社に行かなくてはならないのだと思っていました。
その予想は、全く外れて、今は、何の仕事もしていません。
そんなことは、あっていいはずがないのですが・・・。
私は、今、ものすごく、贅沢な日々を過ごしています。
何故なら、嫌いな仕事をしなくてもいいからです。
会社勤めは、大嫌いでしたが、その反面、会社に行きさえすれば、月々、決まった額のお給料がいただけるのだから・・・と自分を騙して、騙して、騙しぬいて、嫌いな仕事を続けてきました。
たぶん、自分から、辞めることは、しなかった思います。
無理やり、引導を渡されて、退職の憂き目にあいましたが、それはそれで・・・。
だから、今、ものすごく贅沢な日々を過ごしています。
いつまで、続くのかな・・・。
いつまで、続けるのかな・・・。
先の見込みは、全くありませんが・・・。
不安ばかりな毎日ですが・・・。
ぐうたらしています。
頭が痛くても、会社へ行かなくてよいのです。
身体が、怠くても、会社いかなくてもよいのです。
どんなに眠くても、起きなくてよいのです。
寒い朝も暖かい蒲団の中から、無理やり、起きなくてもよいのです。
・・・こんな暮らしは、一生できないと思っていました。
毎日、毎日、働かないといけないと思っていました。
だから、いまは、物凄く贅沢な日々を送っています。