一昨日、相方の誕生日だったので、市外のイタリアンで、フルコースの食事をした。
このレストランは、JR某駅前と言っていいロケーションなのだけれど、市の中心から離れていて、JR某駅前・・・といっても、国道からホンの少しそれただけで、もう住宅街になっているところに存在する知る人ぞ知る?レストランなのであった。
ディナーは、予約客しかとらないし、当日は、17時までに予約した客しか、食事のできないシステムのようだ。
3日前の夜に、予約の電話をしたところ、臨時休業とのことで、つながらず、翌日のお昼頃、予約を入れた。
ランチは、通常営業だけれど、ディナーの予約の無いときは、店を閉めているようだ。
来店した時、お客は、相方と私の一組だけだった。
前回は、2年前に、会社の友達と訪れたときも、私達の貸切で、一組の客だけだった。
地方のフレンチやイタリアンのレストランは、そんなモノ?なのかもしれない。
平日の夜の営業をしていない店舗が多いのは、来ない客を待っているより、締めてしまった方がいい・・・ということで、材料なども予約客の分しか用意しないほうが、効率がよいのだろう。
企業だって、余分な在庫を持たない方が、経営的にも合理的なのかもしれない。
このお店は、野菜が美味しい。
アンティパストは、生ハムとアスパラガス。
最初から、美味溢れる一皿。
トマトとモッツアレラ・リコッタチーズ、トマトのシャーベット。
これもかなり美味。
プリモピアットは、春キャベツとアサリのパスタ。細身の麺が、美味しい一品。
セコンドピアットの魚料理は、スズキのポアレ、肉料理は、サーロインのローストビーフとラタトゥユ。これも、かなり満足の行くプレートだった。
焼き立ての胚芽パンに、オレンジの香りのするバター。
ドルチェは、シフォンケーキとティラミス、トマトのシャーベット、珈琲と焼き菓子三種類。
お腹一杯。ご馳走さま・・・。
おっとと・・・今日のお題は、塩の味・・・でした。
アンティパストの生ハムとアスパラのお皿に使われていた岩塩が、インパクトがあって、美味しかった。他のお店のように、食後、猛烈にノドが乾く・・・ということがなかった。
それだけでも秀逸なお店だということがわかる。
塩を使い過ぎていないのに、美味しいし、丁度良い味つけで、気に入っている。
よいお店というのは、食後、のどが渇かない・・・ということに尽きるような気がしている。